「不幸福論」

喧々諤々足元はフラフラ 威勢だけはよくキバを向いても
心の体力と体の精神がバランスを保ててないや

いつかの僕が話したコトをまだ覚えてるのかな
もうすぐに今すぐに忘れてくれたなら逃げ出してしまえるのに

あの頃に戻れるなら 幼い僕を探して
この先に掴めるものの姿を見せて
今ならまだやりなおせると 説得してみせるけど
ねぇ神様この世の中の不幸をひとつとり除いてみないか?


正真正銘目前に神様 お前の願いを叶えてやると
かざした手で粉を振りかけてからニヤリと不敵に微笑む

気がつけばそこは10年前の公園の真ん中で
アナログのナンバーは一つずつずれてゆく
急いで探し出すんだ

走り出すもう少しだ 息も絶え絶え見つけ出し
後ろから自分の名前を すがる様に呼んで
振り向いた瞳が写す 姿に見つめられたら
言いたかった言葉は喉につかえてなに一つ伝えられなかった


懐かしさにおされて少しだけ話をして
最後に一言だけ口をつく言葉は


こぼれ出す涙の奥 降りかかった白い粉
どんな気分だい?確かめる様に問いかける神様
今の君は10年後の自分の姿を知りたいかい?
この先に何があるのか


まだ今も逃げ出したいかい?不幸だと感じてるかい?
あの頃の自分の事を 思い出した今も
耳塞いだ手を外してきつく閉じてた眼を開いたら
歩き出す この世の中の不幸が一つ取り除かれたみたいだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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不幸福論

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投稿日:2014/08/26 02:15:14

文字数:593文字

カテゴリ:歌詞

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