いつか 隣同士で見てた 青い花
そう 雨に打たれて咲く紫陽花
ボクの 小さな傘の中で 寄り添って
ねえ キミの右肩少し濡れてたね

さよならの日 なんて知らなかった
濡れた右肩 言い訳にして キミを抱き寄せた 
恥ずかしそうに だけどキミはそっと
ボクに体を 預けてくれた 淡い雨の匂いが してた

咲いた咲いた 紫陽花の花 雨に包まれて
二人だけ それだけで何もいらなかった
小さい花が 寄り添いながら 大きく咲いてた
ボクたちも この花のようでありたいと 願ってた


いつか 隣同士で見てた 青い花
そう 雨に打たれて咲く紫陽花
今は 小さな傘の中で 独りきり
もう 二人の肩が濡れることはない

さよならの日 くるのが怖かった
白から青へ 色を変えてく あの花のように
移ろいゆく ボクらの想いを
素知らぬ顔で 季節が運ぶ 淡い雨の匂いが してる

咲いた咲いた 紫陽花の花 雨に揺れながら
変わらない その美しさが悔しかった
可憐な白 鮮やかな青 どんな表情も
好きだよと ただそんなことを今更に 思ってる

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  • 非営利目的に限ります
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紫陽花

それは、とても綺麗で切ない記憶。

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投稿日:2015/05/29 00:53:14

文字数:458文字

カテゴリ:歌詞

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