A
噎せ返るような煙草の匂い
喉を焼く酒の苦味
大人になった証だって人は言うけど
慣れないうちはまだ子どもでいられるのだろうか
そうだといい
B
些細なことでバカみたいに笑い転げた
好きだったあの子の笑顔さえも思い出せないのに
何も知らずに生きたあの日々が
今はただ懐かしい
S
夢を描くことが楽しくて
その先にある光が当たり前で
人を笑うことを覚えても
その先にある孤独は知らなかった

大人になりたくて背伸びして
わからないままわかったふりをしたの
自由になりたいと目を閉じて
飛ぶことだけを望んで手を離した

思い出せない笑顔を、夢に見ていた

A
信じられるもの、信じたいもの
けれど今、失ったもの
ひとつひとつ数える度に目を擦るけど
繋いだ手の先に大切なものがあればいい
そうだといい
B
本当はただ戻りたくて仕方なかった
輝いたほんのひと瞬きがそっと胸を焦がす
何も知らずに生きたあの日々が
今はただ懐かしい
S
夢を描くことが楽しくて
その先にある光が当たり前で
人を愛すことを覚えても
その先にある痛みは知らなかった

夢を描くことを諦めて
後ろばかりを見つめて泣いていたの
人と笑うことを忘れたら
大切なものさえ色褪せて見えた

思い出せない光を、夢に見ていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢に見ていた

閲覧数:759

投稿日:2017/06/26 21:22:20

文字数:539文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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