俺はいたって只の何処にでも居る高校生だった。

顔も普通に平凡。

女の子なんか何の縁もなかったんだ。

そう、この時までは

【 横暴生意気女王様っ!-01話-初対面 】
 

04:29

 -ピンポーン-


『こんな時間に何だ…?

 人の仮眠を邪魔するとは非常識だなおい』

そんな愚痴をこぼしながら、

俺は玄関を開けた。




そうだ、この時

玄関を開けなければ、居留守しておけば

良かったのだ。

そのまま知らないふりをしていれば、こんなことには…。





ガチャッ
『セールスはお断りですよっと、って誰も居ねぇー
 
 近所の餓鬼の仕業か…って ん?』



俺の脚元、

つーか玄関前に

でっかい箱が置いてあった

人間がはいるくらいの大きさの


『え、何コレ超でかいんだけど箱
 
 とりあえず、家ん中入れる、か。よいしょっとーぃ』



俺は何も知らないまま、その箱を家に入れた。

持ち上げた時、腰がバギッって変な音なったけど

多分、気のせい、うん気のせいだ



『というか、これ俺のか…?

 送り主ねぇし、何この怪しいの、詐欺か何か?』


そう言いながら、箱を開けてみる。





…すると、




ズルッ ゴンッ

「いったっ」


落ち着いたようなアルト声の女性の声が聞こえた。




『って女性!?何俺、ついに幻聴聞こえるようになったの!?』



内心、ヤバいほど焦ってる俺。

すると箱の中から美人さんが…。




『・・・・・・・・・・・・・・は?』



「何よその顔。

 何かあるの?下僕」



待て、待ってくれ、何と言うことだオイ。




『どこのギャルゲーですか!?ってえ、はぁあああ!?』

「うるさい」バキッ



美人さん(仮)に殴られた。

え、何この痛さ。ハンパねぇ…。



『じゃ、な、く、てぇぇぇええええ!!!!
 
 誰ですかアンタ!!』




「うるさいわね、叫ばないでくれるかしら。

 誰って、普通聞く前に自分が名乗るのが礼儀じゃないかしら?」



な、何か俺怒られた!!!(泣



『す、スミマセンでした。

え、と、俺の名前は夏樹…です。』

何と言うヘタレだ俺!何故に敬語を使った!?



「…あ、そ。
  
 いいわ、教えてあげる。

 私の名前は 巡音 ルカよ、よろしく下僕。」



『げぼ…!!?ちょ、下僕て!!』


「あーもー、わかったわよ、夏樹よろしく。」




そういって、微笑んで手を出してきた、巡音…さん。

美人さんだな。


『よろしく、巡音、さん。』



「ルカでいいわよ」



『じゃあ、ルカ。

 って、待てコラ!”よろしく”ってなんだ!!?』



「よろしくはよろしくよ。」


『え、ちょ、ここに住むおつもりですか!?』



「そうよ。

 あなたはあの箱を開けてしまったことにより

 これから私の主人[マスター]となったの」



『め、滅茶苦茶だ!!!』




「…ふぁあ。

 っていうか眠。何だ、まだ4:47じゃない」


『え、ちょ、あの「おやすみ夏樹、仮眠を邪魔したら殺すわよ」

 …はい。』




な、なんという女王様だっ!

っつーか、俺のベットで寝やがった!


これから、忙しくなる予感がする…


嗚呼っ、あのとき、居留守しておけばっ!!

糞、最悪!!

ってか眠いし、ふ、ぁあ…。や、ば…眠…、






-平凡な日常が1日にしてこんなに変わるものなんだろうか。-



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

横暴生意気女王様っ!

ルカでの小説は初めてです(^o^;)

駄文すぎて何も言えない…。

主人公、なのかな。

の子は男の子。名前は「夏樹[なつき]」です。

ギャグっぽく、そして甘く、と
シリーズとして、書かせていただきます。

どうもスミマセンでしたっ

閲覧数:198

投稿日:2009/03/30 02:29:27

文字数:1,487文字

カテゴリ:小説

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