準非行少年

作詞・作曲:くろひび

窓際で肘をつき 青空を眺めてた
退屈な毎日 腐ってしまいそうだ
放課後 夕方を越え 星が顔出したなら
僕の時間が来る 夜の始まりだよ

面倒なことや煩わしいことも
全部全部忘れてさ 夜を楽しもうぜ

静まり返った街で 両手を広げてさ
この世界全部僕のものだと嘯く
この世界だけ僕は 自由でいられるよ
隠してた本音を 空へと投げる
人に言えずに失くしたものばかりだ
その必要はもうないんだ 顔上げろ

寝不足の目をこする 欠伸を噛み殺した
陽の光が刺さる 目を開けていられない
今夜は何をするの 自分に問いかけたら
思うままにしよう なんて答えるんだ

煙草とか お酒とか 
そんなものなくたって 楽しめてしまうんだ

誰もが羨むような 夜の景色を観た
絶対に誰にも渡さないよ なんてさ
夜景の中を歩き 静けさを飲み込んだ
ひとりきり逃げ出す 夜の逃避行

本当は何も変わらないさ
ただ夜を越えて観る 朝焼けの太陽は
とても そうとても綺麗なんだ
綺麗なんだ

顔上げて駆け抜けた 見慣れた街並みを
声も聞こえないな なんて綺麗な夜だろう
ひとりきり腰下ろし 夜明けを待ちわびる
何よりも美しい朝日のために
変わらず巡りゆく時間の中には
変わらずちっぽけで 小さな僕がいる

朝が来る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

準非行少年 OffVocal

閲覧数:77

投稿日:2022/01/22 18:12:26

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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