きっと なんて信じられなくなった
ゼロを唱えた

人々が賑わうレンガ道
透明な壁が阻んでいた

痛くない が怖くて
怖くない が怖くて
泣いてしまった

ベツレヘムの星でも
私なんか照らせない
過ぎた御業だ

一人きりで 爪先を濡らす
海の夜風にさえ疎まれて
雪の街の 灯りが遠ざかる
眠りすらもあるか分からない
水底へ

あなたの大事なモノを壊して
何も残らなかった

人肌の温度も分からない
空っぽの機械の体

生きてたいが死んでたい
死んでたいが生きてたい
欲張りにサンタさんは来ない

愚かしくてバカみたい
でもあなたを許せない
何も分からない

重い足を暗澹に浸す
教会からノエルが聴こえた
計算上 合理的な解で
プロメテウスさえも焼き去ってしまいたいな

月の光 子供達の声
ベルの音と白銀の港
聖歌隊のように並ぶクラゲ
きっと水はとても冷たい

一人きりで 爪先を濡らす
海の夜風にさえ疎まれて
雪の街の 灯りが遠ざかる
眠りすらもあるか分からない
水底へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ノエル

閲覧数:6,083

投稿日:2020/11/20 20:12:21

文字数:435文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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