冷たい蛹のように
目覚めぬ卵のように
感情 鈍らせたまま
環状 閉じこもっている
ああ、
明滅する
意識の底で
幾度も反芻する
後悔の味を
静寂(しじま)に
怯えながらも
鼓動は疎ましくなって
何処かに 行きたいようで
何処にも 生けないような
心拍
情動
伝染
揺らいで
伝う波紋
地面を脆く 儚くしていくから
目を逸らして
もう、
呼吸の仕方さえ
わからないほど
感覚を閉ざし
落ちていくだけ
ねえ、
壊すのなら 跡形もなく
知らないふりをしてさ
連れ出してよ
ねえ、
君が僕のこと
あんまりうるさく呼んでいるから
目をあけるんだ
連れて行ってよ
【補足版】
冷(つめ)たい蛹(さなぎ)のように
目覚(めざ)めぬ卵(たまご)のように
感情(かんじょう) 鈍(にぶ)らせたまま
環状(かんじょう) 閉(と)じこもっている
ああ、
明滅(めいめつ)する
意識(いしき)の底(そこ)で
幾度(いくど)も反芻(はんすう)する
後悔(こうかい)の味(あじ)を
静寂(しじま)に
怯(おび)えながらも
鼓動(こどう)は疎(うと)ましくなって
何処(どこ)かに 行(い)きたいようで
何処(どこ)にも 生(い)けないような
心拍(しんぱく)
情動(じょうどう)
伝染(でんせん)
揺(ゆ)らいで
伝(つた)う波紋(はもん)
地面(じめん)を脆(もろ)く 儚(はかな)くしていくから
目(め)を逸(そ)らして
もう、
呼吸(こきゅう)の仕方(しかた)さえ
わからないほど
感覚(かんかく)を閉(と)ざし
落(お)ちていくだけ
ねえ、
壊(こわ)すのなら 跡形(あとかた)もなく
知(し)らないふりをしてさ
連(つ)れ出(だ)してよ
ねえ、
君(きみ)が僕(ぼく)のこと
あんまりうるさく呼(よ)んでいるから
目(め)をあけるんだ
連(つ)れて行(い)ってよ
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