孤独な男が死ぬ間際に
造りあげていた
素晴らしい出来である
五体の歌う人形

彼らには「心」が無く
ただ ひたすらに
歌い続けている
命令に従って…

男が死んだあとも
彼らは歌い続けた
まるで技術者を失った
孤独を埋めるように

僕はその光景を
眺めては想う
だから僕は言う
「可哀想だね」と

哀れな言の葉を紡ぐ
「僕が君たちのマスター
になってあげるよ」
彼らは僕を見る

僕は「心」を与える
喜びや悲しみを表す
歌と云う「心」を
そこ(ネット)で与えよう

そうさ 僕は君たちの
マスターなのさ
ボカロPと呼ばれ
君たちを歌わせる

人々が気に入る歌を
作りあげよう
「マスター物語」を
聞かせようか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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マスター物語【仮定】

歌い手よう

閲覧数:333

投稿日:2010/07/13 17:37:02

文字数:304文字

カテゴリ:歌詞

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