A
夢の狭間から
漏れ出した幻想の少女が
雲間を縫うような
虹へ向け両手を伸ばす
A
人の眠る夜
密かに夢から抜け出し咲き
誰も知らぬ場所で
孤独も知らずに踊って
B
「もし雨が上がらなくったって
もし光が射さなくったって
笑ったっていいよね
もし雨が私を濡らしても
私は 今 この夜に
笑ったっていいよね」
S
世界のろ紙から漏れ出した
キミに捧ぐ 鎮魂の歌
Magic Orchestra 準備万端
S
誰にも知られず闇に消ゆ
キミの遺す 痛切の遺志
Magic Orchestra 水を弾いて
A
雨さえ上がっては
キミの影すら亡くしたようで
雲さえ無いような
宙は残酷に日を照らす
A
人の眠る夜
今でもキミへと奏でている
魔法の楽団は
刻む墓碑名も解さない
B
「もし明日が来なくったって
もし誰もが知らなくったって
笑ったっていいよね
もし意味が私を刻んでも
私は 今 この夜に
笑ったっていいよね」
A
夢の狭間から
漏れ出した純白の少女は
涙の跡さえも
知らぬフリして手を振った
「また明日」。
S
世界のろ紙から漏れ出した
キミに捧ぐ 鎮魂の歌
Magic Orchestra 響いてゆく
S
誰にも知られず闇に消ゆ
キミの遺す 一輪の蓮
Magic Orchestra 錆びついても
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