初めまして!作曲家の卵として奮闘中の「かわち」と申します。聖ナナのシモベという噂もありますが(爆)、今回は作曲家という立場から、作詞家さんの卵のみなさんにアドバイスが出来ればと思います。題して「かわちの素人だからわかるハメコミ講座」です。それでは、元気よくいってみよ~~~~!!


ピアプロさんに在籍している作詞家さんの卵の9割以上がポップスやロック、ダンス系、最近はやりのミュージカル風(サウンドホライズンみたいな)の歌詞を好んで書く方です。また作曲家で歌詞を募集している人の97%も同じです。つまり曲に歌詞をパズルのようにハメコミしていく作業が必要になってきます。

メロディをまずは耳から身体から覚えて下さい。そして歌えるくらいにまで覚えて下さい。この作業がハメコミ作詞の基盤になるのでしっかりやってくださいね。「そんな余裕ないよ!」って言っているそこのアナタ!何もパソコンに向かって真剣になって覚えることはないんです。最近流行っている、某、石川遼選手でおなじみのスピードラーニングみたいな感じでも音楽は聞き取れます。それに、ピアプロのプレーヤーはリピート機能がありますから音楽を流してるだけでもOKです。ほら、カラオケとかで友達が歌っているのを聴いているうちに覚えちゃったってことありません?それなんです。それが出来てこそハメコミ作詞がしやすくなるんです。そして無意識のうちにメロディを口ずさむようになったら作詞を始めてください。


何故、こう、口を酸っぱくしてまで言ったのか?それは、ハメコミ作詞の最大の特徴であり、最大の恐怖でもあるのですが、「メロディにどんな言葉を入れてみてもメロディに乗ってしまうこと」。それで良い歌詞だと錯覚してしまう罠が待っています。簡単に出来る作業だからこそ細心の注意を払ってほしいのです。


では、ハメコミ作詞の本格的な作業に入りますね。まずハメコミはどこからでも構いません。ビビビときたところから歌詞を埋めていって最終的に1つの曲を作ってください。一通り出来たら次は推敲(添削)です。これは聖ナナが「第9回の作詞講座」で書いているので割愛させていただきます。ただ、ここでのポイントは、歌詞だけを1度曲無しで見直すこと。そうしたときに、意味がおかしかったり、字脚が曖昧だったりする所が出てくることがあります。より良い言葉に変えて歌詞をパワーアップさせてください。


実は、ナナも私も楽譜が読めないに近いです。じゃあハメコミ作詞は不利なんじゃない?・・・と思うでしょ?実は楽譜が読めない人の方が、より良い歌詞を書くという意味で有利なんです。たしかに楽譜は読めるに越したことはありませんが、頼りすぎると良い歌詞が書けなくなります。それと作詞をしている人は結構、歌が上手い人が多いです。これは歌を覚えるときに耳で聴いて声に出して歌う人が多いからと言われています。試験勉強でも、ただ黙々と書くだけじゃなく、言葉に出すことで、耳と目と手の3つの感覚で覚えられます。空気や水のような感覚で歌詞が作れたらもう言うことなしです。


参考になりましたでしょうか?ハメコミ作詞が出来ることは作詞力に大きくプラスに動きますから、是非頑張ってみてくださいね。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

素人だからわかるハメコミ講座

ナナからの依頼で私も作詞家さんのお手伝いをすることになりました。

ハメコミ歌詞の手順です。良かったら参考にしてください。

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投稿日:2012/02/29 10:28:32

文字数:1,342文字

カテゴリ:その他

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