明けない夜は無い そんなことを誰かが話していた
曇らない青空もまた どこにも無いなんて思っていた

止まない雨が無いことも 知っていたはずなのに
気がついた時にはもう遅く 何もかもが過ぎていった

僕らはいつか すぐに消えてしまうけれども
そう 忘れたい過去も 果てしない空の向こう側へと
すべてがまた 生まれ変わっていくことを
願っていたはずなのに なんだか少しだけ寂しい

夜明けを待つことさえもできずに
いなくなった君のことも
きっと誰かが覚えている 紡いでいく物語
それはか弱くちっぽけな
風吹けば消えていくような灯火

いつか 光の無い夜が来ても
そう 忘れないように 離さないように
ただ信じている ただ

はじめて話した日のこと 今でもまだ覚えている
雨のあと ひとりで ただ空を仰いでいた

すべてがいつか 振り出しに戻ったとしても
そう 忘れたい過去も 果てしない空の向こう側へと
すべてがまた 繋がっているそのことを 願って
あの流れ星ひとつ 音もなくただ棚びいて ただ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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スイセイ

閲覧数:54

投稿日:2022/09/27 18:34:41

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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