私が生きてたって　どうせ　なんてね
そんなことばっか考えるの
やだな　やだな　やだな

きっと前世はミミズとか
陽の光で干からびる
地中からは出られない
きっと出たくなかっただけ

何をしても　何をやっても
全部裏目にでるし
きっと　絶対
なにもやらない方が良いんでしょ

ああ　そうね
私が生きてたって　なんも　意味もさ
こんなことも言いたくなって
ほんと　やだな　いやだな

きっと来世はチョウチンアンコウ
深海の中で生きてゆく
それでもちょっとは明るく
自分の目の前だけは
少しは照らせるように

何をしても　何をやっても
結局そんなに変われない
だけど　きっと
来世ではとか願ってる

ああ　そうだ
ネクラにしては　前向きな　方だろ
こんな風に考えなきゃ
ずっと　生きて　いけない

ああ　なんだ
全然できる　そんな気が　そうさ
ネクラだって生きてりゃ
多分　ちょっと　ましだろ