朝から聞こえるせみの鳴き声で
今日の天気は晴れだとわかった
眠い目をこすりながらカーテンを開けると
真夏の日差しが降り注いだ

ここのところ何となく上手くいかなくて
二人の会話も少なくなっていて
このままじゃいけないとわかりながらも
気の利いた言葉もかけられなくて

今日は私たちの小さな街で
花火が打ち上げられる日だから
誘ってくれた君の瞳に浮かぶ涙に
自分の小ささに気付いた

夏の夜空に咲いたいくつもの花火を
見上げて無邪気に笑う君のことを
いつまでも見つめていたいと思った
そんな夏の夜の思い出

君の幸せを願う心と
自分勝手な心と
それがぶつかり合って 混ざり合って
僕は何も言えなくなってしまうんだ

夏の夜空に咲いたいくつもの花火を
見上げて無邪気に笑う君のことを
いつまでも見つめていたいと思った
そんな夏の夜の思い出

まるで古い映画のラストシーンみたいな
色とりどりの花火が夜空に咲いている
来年の今頃も二人肩を並べて
この夜空の花火を見上げたいな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

花火

初音ミクのオリジナル曲の歌詞になります。

作詞:青い桜

閲覧数:61

投稿日:2019/08/02 18:30:26

文字数:434文字

カテゴリ:歌詞

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