吐き捨てられた別れの言葉　
忘れるため振り切るために踊る　狂った笑顔で

ちょっと待ってよ　明滅織りなす人々の波
置いてかれて　手足が別々の方よじれる

キミの中に僕はいない　どうしたって消せないなら
どうしたって消えないように　どうやっても刻んでやれ

さぁおいでおいでって　伸ばしても届かないキミ
呆れ顔で置いてった　あの日の背にこの楔を　打ち込むまで

きっと待ってる　連れて帰ると誓った手は
宙を舞ったよ　落日がキミを闇に溶かす

慈愛も想望も絵空に消えた

さぁおいでおいでって　叫んでも振り向かぬキミ
踊り狂え再会を果たす　その日まで
正気で居られるように

爪先立ちで両手を広げて　廻る影眠る街空に
歪な楔は収まる場所を無くし彷徨う
わからないよ嘘じゃないでしょう
キミと過ごした日々も言葉すら　どうしたって消せないなら
どうしたって消えないように　どうやっても刻んでやれ

さぁおいでおいで　サヨナラすら叶わないなど　言わせない

さぁおいでおいでって　伸ばしても届かないキミ
呆れ顔で置いてった　あの日の背にこの楔を　打ち込むまで