またいつも通りの日に戻るだけさ
恐れないで 自分に言い聞かせた

冬が映る 街で二人時を切った
息切らし 君と見た遠い話 忘れないから

ねぇ 叶うならばもう一度だけ君と
消えてく記憶の中で触れていたい
明け方沈む君との時間

冬が二人を包み込んでいたあの日のように
僕は君の手を優しく掴んだ
僅かに声がした

錆び付いた午前0時 日が変わって
また繰り返していく 三冬月

二人いた場所は次々と形変えて
大切な場所は無常にも消えて無くなってく

ねぇ ゆらり揺れてく枯れたこの世界で
大人になれず一人待ち続けた
癒えない 閉ざしてく気持ち
滲んでくこの僕の心はもう壊れてしまった
残酷にもふっていた雨はいつしか止んでいた

君との何もかもがこんなにも
この世界をちっぽけにかえていた
気づけなかったんだ ごめんね
思い出した時はいつも遅くて 自分を憎んだ
別れも言えずに君は消えていった

ねぇ 君がいなくなってから何年が過ぎ
どのくらい経ったのだろう 涙枯れていく
また思い出すよ 君の声

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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三冬月。雨と0時

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投稿日:2016/03/26 20:06:00

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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