何も無いと思っていた
何かが出来ると思わなかった
朝が来るたび光の中でくだらない人生だと思う

周りで働く人もふざけて暴れるヤバい奴も
どこか遠くの場所から見下ろし
少しうらやましいと嘆いた

タバコの煙を深く吸う度
やるせない気持ちが胸にたまる
吐き出す煙が空に溶けてく
僕だけをここに残したまま

生きたいなんて熱は冷めて
無情に惰性で生きている
死にたいなんて毒も薄れて
それでも変われる明日も無くて
今日も変わらずくたびれた寝具で
辿り着かない夢ばかり見てる


自分は何が出来たのだろう
意外と何でもできたのだろう
息をするたび紡がれた日々がざっくり溢れて思い出せる

歩いた走った転んでも立ち上がることだって出来た
泣いた笑った勝てない敵に立ち向かうことも出来た
なら今の僕は一体何をしてんだ

生きたいなんて熱も冷めて
非常に無性に生きている
死にたいなんて過去も過ぎて
それでも変わらず今日も生きて
まだまだ続いてく始まりの中で
歩き出さない外ばかり見てる

歌えよ、叫べよ お前が好きだった本当のやつを
なぁ笑えよ 昔みたく、さぁ 
お前はまだ生きているから これからもまだ生きていくから、さぁ

生きたいなんて熱が何だ
考えなくても生きていただろ
死にたいなんて星の数ほど
それでも変わらず生きてきただろ
完璧なんてどこにもなくて
不完全ばかり皆そうだ
それでも一つずつ覚えていける
昔もそうして超えてきただろ
好きな物から学んだことを
もう一度自分で思い出せよ
生き抜いた自分を鏡で見たら
動き出せない理由を笑えよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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動けない自分と向き合う詩を

閲覧数:26

投稿日:2019/12/07 13:49:42

文字数:668文字

カテゴリ:歌詞

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