Plus Priority(except)

投稿日:2021/12/05 15:04:42 | 文字数:936文字 | 閲覧数:24 | カテゴリ:歌詞

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TEXT
 

大切なものを積み上げていって
順番に並べていったらいつの間にか
月まで届いていた

一番上の方はもう見えなくなって
そこからどう見えるかも分からなくて
見上げるのをやめた

あんなに大切だったものが遠ざかる
仕方がないってみんなは言うけれどでも
まだ知りたかったの

覚えきれない空まで届く一覧表
僕の中にはもう仕舞いきれないんだ
なんだか少し照れる

順番が愛を語るわけじゃない
表列に差異を付けるわけじゃない
出会ったものの数は豊かさじゃない
それでもなんだろう懐かしい匂い


散らばったものを整えていって
一通り並べていったらそれはいつしか
月から帰ってきてた

一周したことに気付いていなくて
他からどう見えるかも気にしてなくて
戸惑うのをやめた

あんなにたくさんあったのが嘘みたい
心がないってみんなは言うけれどでも
まだ涙は残ってた

数え切れない星まで届く標本棚
僕の中にはもう置いておけないんだ
なんだか少しはにかむ

整列が意思を宿すわけじゃない
剥製が内に寄与するわけじゃない
忘れたものの数は寂しさじゃない
その中にいつだろう消えない安らぎ


必要なものがどれか分からない
いるものがどれか分からない
あるべきものがどれか分からない
ここに居て良いか知る人がいない

おかしいんだ誰も知らないって知って
それだけでとても気持ちが落ち着くんだ
僕はみんなを知らないのにそれを知ってる
なんの繋がりもない未知という共有


僕に有る何も無い全てを見せて
時間を計っていったらそれはいつしか
満月がまた満ちた

ひと月経ったことに気付いてなくて
夜空が暗くなったのも気にしてなくて
星の輝きを見てた

あんなに空を見上げていたのに変だね
光がないってみんなは言うけれどでも
目が慣れてないだけ

唱えきれない誰かに届ける願い事
僕にはもう閉じ込めておけないんだ
最後の涙が一粒

星座が頬を撫でるわけじゃない
神話が涙を拭うわけじゃない
輝きの数は幸せとは限らない
そうだよだから僕はまたひとつ紡ぐ


伝わらない想いが星に
届かない優しさを月に
至らない苦しさを土に
沈めたい涙を海に


その波しぶきは最後の涙かも
だってほらね少しだけしょっぱい

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