A 君の声はひどく掠れてて
手に余る音は　煩く響いて
独りぼっちのダンスホール
僕に導かれて
君が　手を取って　　

B 後戻り出来なくて
息も切れないならずっと
走ろうかどこへでも　風切って
転んでも　落ちても　僕の手は
君の手を握っていた　途切れない
途切れるはず無いじゃんか！

C 楽しいんだ　黒の瞳は
嘘らしく濁っていく

S 君の声　僕の声　いつも馬鹿にされていた
泣いた僕に　「バーか」って
ツインテール引き裂いて！
また僕が君に溶けていっては
僕は薄れる

A 君の声は脆く美しくて
手で踊る音は　心に響いて
遠い君のダンスホール　
僕は　取り残されて　
君は手を離し

B 泣くことも出来なくて
息は切れてるでもきっと
悲しんでひとりきり　風切って
忘れても消えても　僕の手が
君の手をつねっていて　痛いなら
走れるでしょ？さあ行こう

C 出来ないんだ　見えぬ瞳は
君らしく　濁っていく

S 僕の声　君の声　キリをつけて踏み出そう
廃れさえもバーカって
ツインテール撫で梳いた
この僕をここに全て残して
僕は生まれる！

S 君の唄　僕の歌　くるり戻りまたおいで
未練嗤い　アホかって
ツインテール　背を向けて
また明日がぼくに溶けていけば
君は薄れる