G clef Link 雇われ近衛兵5

投稿日:2020/01/28 01:30:00 | 文字数:1,208文字 | 閲覧数:135 | カテゴリ:小説

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次話
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ネタがマニアック過ぎてすんません
フォールアウトシリーズ大好きなんすよ

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TEXT
 

 他の仲間も締めにミネラルウォーターを飲んで、昼食を終えた4人たち。すると食堂のなかへ、一人の男性がやってきた。

「雇われ近衛兵で、魔術師の職業の2人はイルか?」

 カタコト交じりの口調で呼び掛けてくる1人の男性。この男性は清潔な白いコックコートを着用しており、その容姿、頭髪は坊主頭に近い黒の短髪。
 唇の上には手入れをしたお洒落な口髭、顎の部分にも伊達な男のする短い顎髭を蓄えていた。

 この男性の見た目だけで判断できることは、料理人であることが伺える。

「あっはい、私たちがそうですが……」

 呼び掛けに対し、ミクとリンは立ち上がった。するとコック姿の男性は少女たちに近付いてきた。

「ああっ、そこのラガッツァたちカ。ワタシ、リッシモ・チェスカという名前デス。このフォレスタ・キングダム、お城の専属料理長リッシモよ」

 顔はダンディーかつ喋れば、はっちゃけた感じがするこのヒトは、自らの名を“リッシモ・チェスカ”と名乗った。

「ええと〜っ、料理長のヒトがなんの用なのよ?」リンはリッシモ・チェスカに質問した。

「オーォッ、スイートな柄のリボンを装備したバンビーナ。キミとバンダナツインテールのラガッツァは、今からワタシとお菓子ツクルよ」

※Bambina=イタリア語で小さな女の子の意味※

「リッシモさん。私たち、今からお菓子を作るのですか♪」

 このときミクは、お菓子作りをすると聞いてテンションが上がっていた。まさか、雑用係だと言うのに“甘い奇跡”が訪れたんだと期待を寄せる。

「そうネ。作るのはこの国のお姫サマ、メテ・アルバ・フォレスタ姫が食べるオヤツよ」

「…………」

 自分本位な都合の良い“甘い奇跡”など起きなかった。ミクはリッシモの台詞を聞いて、心が『ズウゥ〜ン』と沈んでしまう。

「おかし作りなら、あたし得意よ♪。ほら、ふくろのなかにローリングピンもあるし」

 得意げな表情でリンは、武器であるローリングピンをリッシモに見せた。現在は魔術師なので出番がなかった装備だが、ここでようやく使い道が見えて嬉しそうである。

「イイねッ! バンビーナ。コレがあれば、ウェイストランドでも生き残れるネッ!」

 意外にも話がわかる料理長のリッシモ。リンが見せる武器、ローリングピンはお菓子作りに必要なアイテムだと知り得ていた。

「じゃあ、レン君とフーガさん。私たち行ってくるね」

 ここから一旦、2チームに分かれなければならない。ミクは剣士の職業である2人に別れを告げるのだ。

「わかったよ。2人とも頑張ってきて」

「ヤングレディとガール……また、あとで合流しよう……」


パーティーは ふたてにわかれた
ミクとリンは おしろで おかしをつくる
レンとフーガは ナイトたちと くんれんする


 これから雇われ近衛兵としてのクエストが、本格的に始まるのだ……。

スマホ越しに笑ってください
クリエイターさんたちを応援するために来ました

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