キミを想うと その夜は眠れなくて
忘れようとしても 想いは募るばかり
なのに いざキミへ伝えようとすると
声が出なくなるの…

そんな自分が嫌で
明るく振る舞ってみたり 自分を変えようと
努力したよ?
でもやっぱり上手くいかないの

お願い 私の想い届いて
私のことだけ見てよ
そうしたら私はどうなってもいい…
そう 空に強く願ったの

キミを想い歩く通学路
すると目の前にはキミがいて
私を見つけると 走り寄ってきて
「スキだ」と言ったの

空への願いが届いたんだ
そくOKすると そこからは
キミと肩並べて
学校まで歩いたんだ

目が合うたび微笑むキミ
幸せだと強く強く想ったよ

お願い 私の想い届いて 
私のことだけ見てよ
そうしたら私はどうなってもいい…
そう 叶ったら「代価」が必要…

帰り道 私を家まで送り届けると
キミは最後にお別れのキスをするの
――最後のキスを――
そんなこと知らない 私は
浮かれて喜んだ

でも声が聞こえてきて
「願いは叶えた だから代価をもらう
代価はそう ‘‘お前の体’’」
って言うの…
すると私の体は泡のように
消え始めた…

お願い 私を消さないで
どうなってもいいなんて嘘
ただあの人と一緒にいたかった

薄れゆく意識の中 私は想った
永久(とわ)にキミと一緒にいたかったなと…

まるで人魚姫…
願いが叶ったら泡になって消える
これが定めだった…
そんな悲しい悲しい物語…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

人魚姫の悲しい定め…

初投稿です(>_<)
スキな人に想いは伝わった
でも永久に一緒にはいられなかった
悲しいお話です
物語みたくしてみました
使っていただけたら光栄です

閲覧数:60

投稿日:2010/02/28 10:19:54

文字数:615文字

カテゴリ:歌詞

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