君の透明

どこまでも青い空は
僕の憂鬱を飲み込んだ

なんだかさ。
なんかないかなって、
奇跡が起きるのを待った

放課後のユーレイは
都市伝説のままで
温いサイダーはいらない
立ち上る泡を見ていた

汗まみれ、部活帰り
好きな人を見かけたり
なんでもない、そんな日々を
ただ「あいしていた」

(もう)
ありきたりくたびれた
言葉はいらない
零れ落ちた君の涙さえ

止める術など僕には
持ち得なかったんだ
君の姿、透けて見えるよう

「これ以上興味本位で
関わらないで」
その悲しみのお値段いくら?

痛みが育てた心は
どこへ向かうの
まっしろな存在に
なりたいの?


君の胸締めることを
僕は半分も知らなくて
よく笑う君はどこか
孤独に映ってしまう

夕ごはん、カレーの匂い
いつも通りの家族と
何気ない毎日
二度と繰り返さない

完璧な世界は
もういらないんだ
君の居場所奪われるのなら

見えない場所
遠くへ逃げてもいいよ
こころのまど
こわれる前にさ

(もう)
ありきたりくたびれた
言葉はいらない
君の涙、光が溶けていく

止める術など僕には
持ち得なかったんだ
「透明にならないでお願い、」

「これ以上興味本位で
関わらないで」
その悲しみのお値段いくら?

痛みが育てた心は
どこへ向かうの
僕たちはもたれあい
眠っていた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

君の透明

君の透明の歌詞です。

閲覧数:611

投稿日:2015/07/10 01:58:40

文字数:574文字

カテゴリ:歌詞

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