飽く夜を繰り返しても
あの月があざけ笑うだけ
透けるように空気へとなれたら
どんだけ楽なんだろう
寂しい苦しい思いを数えてると
都市部のネオンに酸素を奪われる
気づけばいつ頃からキスの意味を忘れた
孤独に味を占めて噛んだ唇に赤いルージュ
はぐらかす伏し目の先に
見えるのは「孤独」だけ
ぐちゃぐちゃに雁字搦め
絡まった関係はいらないから
侘しい卑しい逃げる為なら なんでもするわ
それなのにまた輪になれずにいるの
気づけばいつ頃から繋ぐことを恐れた
孤独と慣れ親しみすぎて指先がひどく痛む…
蛍光の淡色の中 吐き出す
溶けてしまいそうな深い闇「どうして・・・」
誰も拾えない隅っこ 耐え切れない夜に煽られ 堕ちる
気づけばいつ頃から愛の意味を忘れたの?
思い出せないくらい哀に溺れて息が出来なかったの
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