【A-1】
遮(さえぎ)るものなどどこにもない。
雨の中-濡れる、私。
上を見れば高すぎて、下を見てもきりがない。
頬(ほお)を伝(つた)う雫(しずく)は雨か涙なのかも分からない。

【B-1】
三人で歩いた道にいくつもの点が描(えが)かれていく。
やがて無数の点は広がって、次に落ちてくる一粒(ひとつぶ)でさえ分からなくした。
水たまりに映る自分を見てもぼやけて見えなくなった。

【S-1】
消えて 消えて 消えてしまう前に
どうか どうか どうか覚えていてくれますか
それが私の願い


【A-2】
見つけてくれる者(もの)などいない。
無機質(むきしつ)に-私、独り。
後ろを見れば果てしなく、横を見ても一人だけ。
頬(ほお)を濡らす「何か」を偽(いつわ)りの笑顔で誤魔化(ごまか)した。

【B-2】
三人で過ごした部屋に残る思い出は確かにここに。
今はただそれを信じるしか、次に待っている未来でさえ分からなくなる。
アルバムに残る写真を見ても掠(かす)れて見えなくなった。

【S-2】
忘れて 忘れて 忘れてしまう前に
どうか どうか どうか今だけは覚えていて
それが私の望み

【C-1】
いつかは消えゆく運命(さだめ)だとして、
それでも誰かにとっての記憶でありたい。

【S-3】
消えて 消えて 消えてしまう前に
どうか どうか どうか覚えていてくれますか
忘れて 忘れて 忘れてしまう前に
どうか どうか どうか今だけは覚えていて

どうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

【完成致しました。】三人模様 ー一輪の草ー【ありがとう御座いましたm(__)m】

閲覧頂きありがとうございます。
今回UPさせて頂いた歌詞は9月13日に誕生日を迎える友人に曲をプレゼントする為に書かせて頂いたものです。
今までも母の日や別の友人に贈る曲の制作にありがたいことにご協力して頂けて、曲を贈るが出来ました。
今まではいつもギリギリにお願いしてしまいご迷惑をお掛けしてしまっていましたが、この度は少しばかり余裕を持って書き上げることが出来ました。
そして歌詞の題名に「三人」とついている理由ですが、誕生日を迎えるのは一人なのですが、だいたいいつも一緒に祝うのは3人なので歌詞はその人だけというより三人の歌のように書きました。
副題の「一輪の草」は自分を路上に誰にも見つけられないけど必死に生きようとしている草に例えています。歌詞も3人の・・・という所以外は草に例えて書いています。花ではなく草にしたのはわざとですw

このような身勝手なものではありますが、ご協力頂けるとありがたいです。
もし、作ってやっても良いぜという方が居ましたらお気軽にメッセージを下さると嬉しいです。

宜しくお願い致しますm(__)m

※こちらのコラボの方でも募集させて頂いています。
→(http://piapro.jp/collabo/?view=collabo&id=25743
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題名を「心模様」に変更致しました。

閲覧数:216

投稿日:2015/07/24 22:05:32

文字数:632文字

カテゴリ:歌詞

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