冷たく流れた 人知れず落ちた
心を痛めた 誰かの想いを
解りはしなくて 傷に出来なくて
それでも苦しく 胸に残るモノ。


数えた 日々の 足跡だけ
重ねた 人の 生きた軌跡

今どこで 泣いたの?叫んだの?
誰が要るの?

正解のない道 人の意味
その使命

悲しみは今日も 霧雨のように
音もなく落ちて 知らぬ間に濡れた
沁み込む痛みが いつか消えるなら
私はどうして 抱えてしまうの

閉じた 瞼 脳裏 過(よぎ)る
迫る その最後に
誰かが俯き 優しさ傷付く
繰り返す愛は 止まぬ雨のよう


幸せは どこかで 途切れるの?
欠けてゆくの?

涙に混じるのは 悲しみか
平穏か

変わらぬ 日々の 落とし穴に
何度も 願う 終わらぬ夢

あなたが居なくちゃ つまらない夢だ
目覚めたくなるよ 終わりたくなるよ
行かないで、ずっと
続いてよ、もっと
長いこの旅に…

幸せは今日も 霧雨のように
静かに注いで 誰しも濡れるの
気が付けばそこに 愛しさを知って
人は強くなる また一つ学ぶ

愛を 時を 生きる人の
今と その全てに
偶然は無くて 巡り逢うもので
どんな形でも 私をつくるの

霧雨は今日も 音もなく落ちて
温度を変えては あなたを伝うわ
恐れはしないで どうかそのままで
受け入れられると 祈っているから

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霧雨

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投稿日:2022/06/25 08:16:48

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

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