■サビ
駐輪場のいつもの場所に
相変わらずとめてある
酷く錆びついてた赤い自転車

誰も見向きもしない
破れかけた黒いサドルと
呼吸が止まりかけたようなタイヤ

■A
朝のアスファルトに染みてく
闘い疲れた思い出たち
いつまでも輝けると信じていたのに
気がつけば何も残っていない

■B
あなたが残していった
甘くせつない恋心は
同じ場所に置き忘れたまま

■サビ
駐輪場のいつもの場所に
相変わらずとめてある
酷く錆びついてた赤い自転車

そこだけがセピア色
冷たく凍えるハンドルや
埃に塗り固められた歯車

■A
街灯の灯りが照らしてる
悔し涙の傷跡たち
いつしか消えるものだと思っていたのに
少しづつ広がり続けている


■B
全てがときめいていた
あなたと過ごした時間が
夜の隙間に沈んでしまう

■サビ
駐輪場のいつもの場所は
いつの日にか奪われて
白いコンクリートが寂しく見えた

何も知らない人たちは
理由も訊かず過ぎてゆくけど
なぜが涙が溢れて止まらない

■サビ
駐輪場のいつもの場所に
相変わらずとめてある
酷く錆びついてた赤い自転車

誰も見向きもしない
破れかけた黒いサドルと
呼吸が止まりかけたようなタイヤ

ひらがな
■サビ
ちゅうりんじょうのいつものばしょに
あいかわらずとめてある
ひどくさびついてたあかいじてんしゃ

だれもみむきもしない
やぶれかけたくろいサドルと
いきがとまりかけたようなタイヤ

■A
あさのあすふぁるとにしみてく
たたかいつかれたおもいでたち
いつまでもかがやけるとしんじていたのに
きがつけばなにものこっていない

■B
あなたがのこしていった
あまくせつないこいごころは
おなじばしょにおきわすれたまま

■サビ
ちゅうりんじょうのいつものばしょに
あいかわらずとめてある
ひどくさびついてたあかいじてんしゃ

そこだけがせぴあいろ
つめたくこごえるはんどるや
ほこりにぬりかためられたはぐるま

■A
がいとうのあかりがてらしてる
くやしなみだのきずあとたち
いつしかきえるものだとおもっていたのに
すこしづつひろがりつづけている

■B
すべてがときめいていた
あなたとすごしたじかんが
よるのすきまにしずんでしまう

■サビ
ちゅうりんじょうのいつものばしょは
いつのひにかうばわれて
しろいこんくりーとがさびしくみえた

なにもしらないひとたちは
わけもきかずすぎてゆくけど
なぜがなみだがあふれてとまらない

■サビ
ちゅうりんじょうのいつものばしょに
あいかわらずとめてある
ひどくさびついてたあかいじてんしゃ

だれもみむきもしない
やぶれかけたくろいサドルと
いきがとまりかけたようなタイヤ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

「赤い自転車」しんてんさん向け歌詞

しんてんさんに贈る歌詞です

閲覧数:218

投稿日:2013/12/03 00:39:07

文字数:1,134文字

カテゴリ:歌詞

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