夕暮れの帰り道　隣で歩くアナタ
伸びた影にちょっとの寂しさ
紛れて消えてしまってよ
優しく色付く顔
これからも隣でいたい　
涙が溢れてきそうだよ　いっそ逃げ出したいよ
優しく微笑んでそれを私に向けて　それがとても悲しくて
アナタの微笑む顔　私だけのものになってしまえば良いと俯く
それは無理な事　そんなこと分かってる　苦しい…
手を繋いで　抱きしめてよ　そんな気持ちが止まらない
もっと近くなれたらどれだけ嬉しいんだろう
臆病な私が嫌だ　呆れてしまったよ

最初はアナタのこと　なんとも思ってなくて
何でも話せる友達だとしか見てなかった
私が落ち込んで泣いてるときに何も言わずに傍に居てくれて
「泣き虫だな」って笑うアナタの隣で頭を撫でられながら泣いてた
いつでも私の隣にいてくれてたよね
いつからだろうアナタの隣がこんなにも嬉しくって
いつの間にか２人で帰るのが、普通で
いつの間にか惹かれていて
これが続けばいいのに…

「じゃあまた明日」分かれ道で微笑むアナタに
「うん、またね」と手を振るけど何だかとても悲しくて
後ろ姿のアナタに思わず抱きついた
「ずっと前から好きでした」ポソリ、と呟いた

振り返り微笑むアナタ
「俺もお前が好き」