悪人がちゃんといればいいのに
“だれか助けて“ と小さく呼んだ
数字の1でしかない私
静かに呼吸する

まるで深海みたいね
手を伸ばしても伸ばしても
届かない光
不気味に呼吸する

どこまで遠くへ? どこでもいいんだよ
無知じゃ傷ついてく 武器も持たないから
夜明けのファミレス 君と共有した
強くなれたんだ そして弱くなった


咄嗟にはじめて吐いた嘘から
染まるようにいっしょに溶けてた
虚しさをおぼえる前に見破り叱ってよ
ひとりぼっち 満月の晩に
すがた変えて 哭いている 狼
すべて慣れていくものよ
だから余計 怖い

君だけがいればいいのに
“ごめんね“ も “ありがとう“ も要らない
0になった綺麗な私
進む鈍行列車

薄い壁に背をもたれて
借りてきた映画を見てる
現実逃避の
ここが終着駅

住み着いたメモリ 無意識に厭がる
甘いチューハイで ほろ酔い片頭痛
まあ良しとしよう これで寝られるなら
秘密のやりとり ユメの中で待つわ

吐いた嘘だって 真実(ほんと)になればいい
生まれたままを 愛せたらいいのに ねぇ?

※くりかえし

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

嘘つきは狼のはじまり【pinfupinfu様 作曲】

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投稿日:2018/12/27 19:44:23

文字数:492文字

カテゴリ:歌詞

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