ララバイ

仮面


＊＊＊以下歌詞＊＊＊


誰かの視線、酷く気にして
仮面を被る君の横顔
「そんなの必要ないはずだろう」
仮面の奥で黙る君。

手に入れたものの価値も知らずに
幻想を君は「理想」と言う。
自分の足元さえも見えない、
明日は嘸かし不安だろう。

ララバイ ララバイ 聴かせておくれ
咲かない 咲かない 蕾の唄を。
枯れない 枯れない 花を夢見て
ララバイ ララバイ 今日はおやすみ。


誰かの言葉、突き刺さる度
仮面が増える君の背中に
「本当の君はどこにいるのさ」
何も言わず立ち去る君。

手を伸ばせばすぐに届くものを
払い除け、君は「欲望」と言う。
自分を狭い型に押し込める、
毎日は嘸や窮屈だろう。

ララバイ ララバイ 聴かせておくれ
鳴かない 鳴かない 小鳥の唄を。
飛ばない 飛ばない 言い訳をして
ララバイ ララバイ 今日はおやすみ。


照らし出されるものに踊らされ
左を向きながら「右」と言う。
刹那に過ぎる時間は戻らない
今日が徒に過ぎ行くだけ。

ララバイ ララバイ 聴かせておくれ
生らない 生らない 果実の唄を。
咲かない 咲かない 花を育てて
ララバイ ララバイ 今日はおやすみ。

いらない いらない 捨ててしまえよ
汚い 汚い 執着心を。
いらない いらない 仮面外して
ララバイ ララバイ 早くおやすみ。