思い出したくないから、奥底にしまうんだ
無駄にしたくないから、覚えているんだ
まどろむ街を眺めながら、コーヒーを飲む
終わることのない手紙を書こう
古びた写真を添えて
陽の光を背に立つ鉄塔
懐かしいような感覚
やがて陽は落ちて行き
僕も眠りに落ちる
浮遊感と痛み
何も言えないまま消えてしまう
愛していました、それまでの君を
愛していました、君を愛する僕を
もう戻れない、戻らない
歩いた川辺を
目に焼き付けた夕焼けを
君に託して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Loved

初投稿

#1 二度と忘れないように

閲覧数:93

投稿日:2014/12/21 00:47:24

文字数:215文字

カテゴリ:その他

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