追い風の夏を追う


底抜けに青い夏の空 茹だる町の中を歩いた
太陽を隠す白い雲 もう少しそこを動かないで

誰もが夏だと浮かれているけど
夏のどこが素晴らしいのか

夏なんて早く過ぎ去れ 何にも面白くないし
人混みで見えない海 ほら ほら 肝心な日は雨だ
夏なんて早く過ぎ去れ 蒸し暑いだけの季節め
体温を下げるためのアイスにおでこを付けたままで


何でもない海を眺めに 真夜中の砂浜を歩く
別に寂しいわけではない 昔は好きだった誼だ

昼間は人で見えなかった海が
夜は暗さで見えもしない

夏なんて早く過ぎ去れ 私を取り残したまま
あの頃の夏の景色 もう一度 見てみたいだけなの
夏なんて早く過ぎ去れ 真夜中の涼風に乗せ
涙が落ちた気がした それでも 夏は嫌いだから


夏なんて早く過ぎ去れ 夏なんて早く過ぎ去れ
見たくもない君のこと 追い駆けていた淡い夏を


夏なんて早く過ぎ去れ 何にも面白くないし
人混みで見えない海 ほら ほら 肝心な日は雨だ
君なんて早く消え去れ 大好きだったこの季節も
君を思い出すだけの ただ ただ 鬱陶しい季節だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

追い風の夏を追う

夏は好きではない
思い出したくないことを思い出してしまうから


誰にでも嫌いな季節はある
私の場合、夏だったってだけだよ

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投稿日:2019/07/03 17:12:34

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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