あぁ、何も……もう何も変わらない…
すべてが消える…

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「じゃあ、リン…用意してる…ね…
4日後…行くからね…」
「ぅん…………」

あぁ、もう会えない…会えないんだ……
もうこの思いを私のココロの中に閉まっておくのは…
オモスギル

「よし…」
こんなの書いても意味…ない…か……

またチラッとTVに目をやる…
「今日決まった戦争は、一週間後始まります。
戦うのは『日本』『アメリカ』『ロシア』『イタリア』『ブラジル』『チリ』
の六つの国です。」
あぁ、なんて日本のえらい人はバカなんだ…
戦争なんて意味ないのに……

それから

―2日―

―3日―

たった…
私は、すべての覚悟を決めた…

「よいしょっと…」
「リン!どこ行くの!!」
「ちょっと最後のさよならしてくる!!」

ガチャッ

私の頬には、冷たいものがつたっていた……

「ぐす…ぐす…えーんえーん」
「どうしたの?」
「お父さん、戦いに行くんだ…僕、お父さんと離れたくないよ…」
「はい、これあげる」
「ん?」
男の子は、その中身を見る…
「ありがとう!!お姉ちゃん!!!!元気が出てきた!!!!僕、頑張る!!」
「うん!」

そう、私にも出来ることがある…
こんなちっぽけな手紙…いや、歌詞でも…

「ありがとう!!」
私は、
「ありがとうね、おばあちゃんも元気が出てきたよ…」
みんなを
「ココロが暖かくなるわ!!ありがと!!!!」
元気にしたい。

空を見た…
本当は曇ってるはずなのに、
青い空に虹がかかって日差しがみんなの笑顔みたいに暖かい気持ちにさせてくれる…
気がする……

―――とうとうこの時が来た…

「リン…行くよ……」

空っぽの部屋で

「モウ、アノヒトノエガオハ…ミレナインダネ…」
って呟いた…

もう、週末なんて…しゅうまつなんて…

大っ嫌い!!!!!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

しゅうまつがやってくる!②【週末小説】

うん…
見にくかったら
サーセン…

閲覧数:109

投稿日:2011/05/01 20:50:08

文字数:823文字

カテゴリ:小説

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