湯島結代の投稿作品一覧
-
『hello』
鏡の中の私にそっとつぶやいた
そちらは元気ですか?
そちらは楽しいですか?
『bye-bye』
鏡の中の世界を壊せばこっちの世界が壊れる
こっちはつまんないよ
こっちは楽しくないよ
『life』
大切な友達の命がそっと消えた...世界
-
タラテラタラリララッタッタ
さぁ手を取りダンスを踊ろうか
この焼け野原の上で
この死者の上で
勝利は我が軍の手に
命は我が軍の手に
タラテラタラリララッタッタ
さぁ声を搾り出し鎮魂歌を歌おうか
この戦火の中で
この怒りの中で...さぁ踊ろうか
-
お前ちょっとそこに土下座しろや
なぁ、なんで怒られてるかわかってるのか?
ネギ、私のネギをニラにすり替えただろ。
ネギとニラの区別がつかないほど私はバカじゃないんだよ。
お前の大事なアイスを洗濯のりに変えてやろうか?
お前らちょっとそこに土下座しろや
なぁ、なんで怒られてるかわかってるのか?
バナナ...お前ちょっとそこに土下座しろや
-
切れな剣を持った哀れな騎士(ナイト)は
姫の涙で血液で濡れてべちょべちょに
売れ残りの僕をかってくれた
けれども僕は何もできないよ
そうさ僕はやくたたずの哀れな騎士(ナイト)
王女様に首を切られた
誰かお願いこの哀れな騎士(ナイト)を
拾い上げてくれませんか?
大切なあの子が確かに
生きていたこと伝...哀れな騎士
-
みんなが言うの
私が嫌いだって
どう思う?
同意見?
みんなみんな××じまえ
独りぼっちの部屋の片隅
腐りきった世界を呪う
声は出なくても体は動かなくて
私はここに居るよ
首をなくした...呪
-
くるりくるり
廻り廻る
ああ僕の命で君が助かるなら
喜んで命差し出しましょう
いつも窓から
ただただ見てた
ああ僕の命が君の命になるなら
喜んで命差し出しましょう
命は廻る
僕の世界は...廻る
-
口角 あげて 二パッと
最高の笑顔で カメラをあげて
パシャっと ラスト一枚
これがアタシの 遺影写真さ
お気に入りの シャアペン にぎり
友達 家族 先生へと
さらっと バイバイ書こう
これがアタシの 遺書になるのさ...ララララバイバイ
-
1回目のジサツはリスト●●●で
何度も刃物を手首に当てても死ねませんでした
2回目には大量の錠剤を
水で流し込みましたが死ねませんでした
3回目は学校の屋上にあがり
飛び降りても花壇の上に落ちて死ねませんでした
4回目はあの子のくれたマフラーで
首を吊りましたが助かり死ねませんでした
ああ神様これが...deadlife
-
ある日迷い込んだ一匹のカナリア
手負いのそのカナリアはとても臆病で
けれどもとても美しくて
多分一目惚れだったんだろう
俺が君の鳥籠になってあげるから
さぁおいで
愛してあげる
居場所をあげる
だからもっと可愛い声で鳴いて…
ある日カナリアは俺という名の鳥籠に入ってきた...カナリア
-
放課後の教室でそっと
あなたが怪しく優しく微笑む
少し強引に抱き寄せられ
密かに愛し合う
教室と言う場所での背徳恋愛
それがなおさら燃え上がるの
もっときつく愛して抱きしめて
このまま時間よ止まって欲しい
家族がいない私にとって
あなたが私の家族でした...背徳恋愛
-
君に伝えたい言葉があるんだ
『大好きだよ』
ありったけのこの思い
この歌に載せて贈る
下手くそでごめんね
君に届くといいな
君が好きで大好きで
心臓が爆発しそうになったり
顔がリンゴのように赤くなったり
初めてのことばかりで...君が大好き
-
大事なことはただ1つ
どんな時でも前向いて
笑っていきていこう
君が泣いている時やさみしい時は
僕の名前を呼んで
君のもとへすぐ飛んでいくよ
僕にはなんの力も才能もないけれど
君の話を聞くことはできるよ
君を笑わせることはできるよ
大事なことはただ1つ...弱虫ヒーロー
-
空が赤く染まる
夕方5時
立ち入り禁止くぐり抜けて
電車の前に立ちはだかる
また君に
会いたくて
愛されたくて
『ごめんなさい』は届くかなくてただ泣いている
深い暗闇の中
カチカチと点滅するライト...『ごめんなさい』
-
毎日毎日おんなじことの繰り返し
あなたはそれで満足ですか?
君にそう言われたような気がした
かけあがっていく
階段を
乗り越えていく
金網のファンス
落ちていく
その刹那
見えたのは君の笑顔...落
-
おなかすいた
からあげたべたい
早く帰ってきてくれませんか?
ここはとても寒いから
凍えて死んじゃいそうだよ
誰か愛を与えて温めてくれませんか?
大好きな人を待ち続けて独り
あの人はまだ来ない
━━さんはもう来ない
おなかすいた...おなかすいた
-
明け方すぎの朝方3時
僕がいなくなるまで僕が消えるまであと2時間
駅のホームで電車を待っていると
まるで幻かのように君が現れた
「どうしてここに?」
「あなたが好きだから」
「好きだからこそ離れなければいけない…」
そう言う僕に君はキスをする
些細なことで思い出せるけど
それまでが只怖くて周りや君を...あと2時間
-
通りゃんせ通りゃんせ
赤い鳥居の道を
通りゃんせ通りゃんせ
赤い紐小指につけて
思い合い通じ合う人がいればかえれるかもね
思い合い通じ合う人がいれば紐がみちひいてくれるかもね
この子の7つのお祝いにちょっとかえらせてくれませんか?
生きは良い良い
還りは怖い
それでもいいなら通りゃんせ通りゃんせ…...通りゃんせ
-
昔からよく言うでしょ
ゴミはゴミ箱へ
さっさとお前もあの世と言うゴミ箱へ
さっさと入っちまえよ
人独り消えても何も思わない
悪いのはそんな世の中?
それともお前自身?
ぐちゃりぐちゃり何かが崩れて
ぐちゃりぐちゃり醜くなるよ
本当に醜いのは…なぁに?...ゴミはゴミ箱へ
-
セ(リ) 深い森のね その奥にある廃屋
(レ) そこにね 怖い怖い魔女がいるんだって
(リ・レ)魔女にあったら心を食べられちゃうんだってさ
歌(リ) とある深い森の その奥の廃屋
迷い込んだ1人の旅人
セ(カ) 一晩だけでいいから止めてくれないか?
歌(レ) とある廃屋の 暖炉がある部屋...魔女と旅人
-
トゥラリララトゥラリララ
三時の鐘が鳴る
「パンを買おう」
『パン屋はないよ』
「紅茶を買おう」
『紅茶屋さんもないよ』
「みんなでお茶しましょ」
『みんなはもういない』
トゥラリララトゥラリララ
三時の鐘が鳴る...午後三時
-
さいた さいた にくしみのはなひとつ
ちった ちった ひとつのいのち
はかなくさいて はかなくちりゆくあわれないのち
はかなくさいて はかなくちりゆくそのひまで
どれだけきれいにはなをさかせて
どれだけひとにあいしてもらえるだろう
きれいなはながありました
みんなにみずやあいをもらい、それはそれはき...はな
-
『お兄ちゃん!あけましておめでとう!
お、と、し、玉、ちょうだい!(*´∀`*)」
ねぇねぇお兄ちゃん、この着物はどう思う?(・ω・ )
この日のために、デパートで4時間も迷って決めちゃった(。・ ω...あけおめことよろ!
-
探していた君の壊れそうな心 やっと見つけた 時にはもう遅かった
僕は君の心守るために 愛でひび割れ直していく
それでも君の心は思ったよりも壊れやすくて 愛の意味を間違えるとすぐに壊れてしまう
かけらを拾って壊れた心なおしてまた壊れてなおってその繰り返し
君の笑顔守るために なおしていたんだけども...カケラ
-
これで何回目になるだろう。
独りぼっちのメリークリスマス。
街行くイチャつくカップルを呪いながら
僕はいつものとこでチキンを買った。
僕のこと指差して笑ったカップル、お前ら全員別れてしまえ。
雪が降るこんな日は君のことを思い出す。
君と別れた日も、こんな天気だったな。
そっちでも元気でいますか?
僕...独りぼっちのメリークリスマス
-
真っ黒い世界を見ているからかな
僕の心も真っ黒だ
ああ、君の歌で僕の心を浄化させて
世界の歌姫と呼ばれた君の歌を聴く
何千何万回
なんて言ったら大げさかな
でもそのくらい聴いてるよ
君を見てるよ
『愛してる』
それはまるで天使のような笑顔...世界の歌姫
-
『愛されたい』と空に願った
ゴミに埋もれながら
走馬灯見ながら
最初は良かったよね
あなたは喜んで私も嬉しくて
だけど時が経ち
私の存在が薄くなって
あなたは私を必要としなくなった
『愛されたい』ただそれだけなのに
今は真っ暗な場所で...愛されたい
-
貴方に出会えて 愛しさ知りました
貴方に出会えて 嬉しさ知りました
貴方に出会えて 恋しさ知りました
今日も貴方を想い空を見る
出会いは普通でした
貴方が私の落としものをひろった その時私の手と貴方の手が触れ合った
その瞬間私は 恋に落ちた
貴方に出会えて 寂しさ知りました
貴方に出会えて 悲しさ知...想い唄
-
さえない、モテない、職もない。そんなおやじに君は微笑んでアメをくれた。
その時俺の中の何かがはじけ飛んだ。
不思議な感情芽生えて、君といる時間が何よりも、楽しく、嬉しく、優しかった。
この感情押さえきれずにはじけ飛んだ。
気付けば家には1人の幼女。そして昨日の記憶がない。酒の勢いってのは怖いもんだ。...幼女とロリおやじ
-
君は天使の綺麗なオルゴール。
僕は狂った古いオルゴール。
そう、僕は壊れて音が歪んだオルゴール。
それでも君は僕を大切にしてくれたから、僕は君の為に音を奏でる。
いつか、全ての部品が壊れても、この音、君の為に。
そう、君は美しく儚く回り続けるオルゴール。
僕は君に尋ねた。君は誰のために回り音を奏でる...オルゴール
-
何千回何万回、繰り返したこの命。
何度魂朽ちても、蘇るこの魂。
そんな繰り返しの中で、姫を愛した哀れな魔王。
創造主の命令破り、ひそかに愛した。
この幸せな時間よ、お願い、今だけ、時よ止まって…。
何千年何万年、待ち続けた君よ。
何度朽ちても、蘇るこの想い。
そんな繰り返しの中で、姫を抱きしめた哀れ...哀れな魔王の恋物語