ボカロ全般と青い兄さんと赤い姉さんと白い姉御とぼうプリクラを開発した会社のゲームと家族と本と青い物と黒い物と睡眠をこよなく偏愛するどこにでもいるごく一般的かつまともな人間。 好みは甘いものよりにがいもの。あとカレー。 ぽっちゃりけい。（断じてデブではない） 誕生花は木瓜（ボケ）
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それは。
それは美しく、強靭で、そして脆弱だった。
ひどく鋭利に研ぎあげたナイフが、その鋭さゆえに脆くなってしまうように。
絶妙なバランスで作り上げられたその存在は。
――ひどく、目を惹いた。
第一話 神様の遊戯盤で足掻き続ける馬鹿男（メシツカイ）
神様は残酷だ。
そして人の不幸が大好きだ。
そいつ...悪ノ召使っつーか、ダメの召使？ 第一話
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格子窓から差し込むのは、ちいさな星の光。
小さな牢屋に閉じ込められた子供に、世界は月の光すら与えてはくれない。
決して澄み渡ってなどいない空に、それでも細々と輝く星の光を見つめて、豪奢な黄色いドレスをまとった子供は小さくつぶやいた。
－－ついてない、と。
プロローグ 不運な召使は世界の中心で哀を叫...悪ノ召使っつーか、ダメの召使？