タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(5)
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ない…。
廊下も…、ゴミ捨て場も…、バッチがない……。
どこにあるだろう。
もう夕暮れになってきてるのに…。
見つからないと思っていたとき、思い当たる場所が一つ。
木の下…!!!
「ココにあると思ったのにぃ…。」
仕方ないか…。
私は元来た道を引き返し、かばんがある教室まで向かった。
...【狂おしいほど】大きな箱より小さな箱を【かき回して】
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くそっ…。
なんだよ……。
俺はアイツが…?
拳をガンッと壁に叩きつけた。
生温い風邪が私の頬を撫でる。
トコトコをゴミ袋を持って歩く。
「ったく、昨日の掃除係なにやってたのよ。
なんで私が忘れてたゴミを持ってかなくちゃなんないの。
私の昼休みィ。」
小声でボソボソ呟く私は元々奇妙だけどより一...【狂おしいほど】大きな箱より小さな箱を。【かき回して】
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なんであんな顔したの?
聞きたいけれど聞けない自分。
あれから数日が過ぎ、青いのは私に付きまとってくる。
今ではもの凄い人気を誇っている。
そんな奴が何故、私に付きまとってくるのかがサッパリ解らない。
屋上でのお昼ご飯の中に入っていたウインナーをグサリと刺す。
「おいおい、そんな怖ぇことすんなよ。」...【狂おしいほど】大きな箱より小さな箱を。【かき回して】
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「んじゃ、まったねー!」
白いリボンをふわふわと揺らし、別れを告げるリンにコクリと頷いた。
「レン、行こうっ!!」
朝から高いテンションに毎回付き合わせられてるレンが呆れた表情で走るリンについて行く。
去年はリンとレンとクオ、私とクラスが一緒だったが、2年になったらまっぷたつにクラスが別れた。
私の...【狂おしいほど】大きな箱より小さい箱を。【かき回して】
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ヤダッ…。
置いていかないで…!!
独りぼっちは嫌だ。
ハッ
額には汗がびっしょり。
またあの夢…。
もう何年見ただろう…。
ママ…。パパ…。
あの日から私は誰も観ない。...【狂おしいほど】大きな箱より小さい箱を。【かき回して】