かたゆめデスクの投稿作品一覧
-
泡みたいシャボン玉の日々
弾けておはよう
たとえばこういう理想
見せられて眺める
あたかも一人の登場人物
強大な自意識が
悪魔の囁き声で
お前らしく振る舞えと矯す
知らず知らず
兄弟周りを見てみな...アニメ 歌詞
-
どうして君は悲しい顔俯いて
こんな雨だよ早く中に入って
潤んだ眼差し昔の自分に重ね
まるでこの雨が時間を戻してくれたような
ねえ今何をしてあげられるかな
遠い未来の自分へ過去の自分へ
少しだけギターが弾けるよ冷えた心
真空管みたいに徐々に熱を帯びて
あの日追いかけた音楽を
途中で覚めてしまった夢を...マテリアル
-
流れたのは熱の名残と星の群
それに乾いた季節みたいな
移ろいのロックミュージック
どうせなら底抜けに明るい歌詞にしたい
音楽は現実逃避だから
なのに完成したのは黒焦げた
スクランブルエッグ
ずっと聞きたかった言葉は
羽毛だったのに
どうしてこんなにも尖らせて...ピナオ 歌詞
-
雨上がりの水鏡に映る
炙られている感覚に近いな
定刻まで
ベストタイムを日々更新
ベストタイムに日々発進
魔術的な胡乱な
天文学的な
もしあの場面に戻れるなら
信じる者を救い
都合よく書き換わる未来...ボトルシップ 歌詞
-
深緑の森は途方もなく
まだ言葉も音もない世界
しばらく歩いたら
どこか違う場所に来たこと
わかった
深層心理は望む逃避行
突飛な展開に戸惑って
どうせ忘れるんだ
早い者勝ちの孤独から
離れても...forest 歌詞
-
始まりの音を聞いた
始まりの音が聞こえたんだ
夏の声
歪ませる強い光
見渡す限り透明だった
照りつける
僕は走る
そっかそういうことかなんて
今更気づいても遅いよ
いつかの陽炎とシンクロさせて...夏の行進 歌詞
-
現実感のない空の色
言いようもなくきれいに見えたから
死にたくなった
恥ずかしくなった
ちっぽけな空間に光る道
昔見た映画を思い出した
もう夜が二度とこないみたいだった
明日になったら
タイムマシンに乗ってきて
助けにきたよもう大丈夫だよって...トワイライト 歌詞
-
真夜中降り続く雨
ヘッドライト水撥ね
舌打ち コンビニの明かり
群がる羽虫 me too
滑るアパートの階段
身代わりになったビニール傘開閉
このままいつまでも雨が降り続いて
初めからすべてやり直しにしてくれたら
理由のない怒りも孤独も潤って
生まれる前に聞いた音思い出して...憂き雨季 歌詞
-
暗闇の中で芽生えかけた意識
この歌を彼に捧げる
彼は不完全だった
あるべき配列が乱れた
光を見ることなく
その星は静かに流れた
彼の命は確かにあった
しかしゆりかごから直ちに墓場へ
育つには足りなかった何かが
今も僕を苦しめる...流星 歌詞
-
腹は立つけどもうどうでもいい
あなたは間違っているでも
分かり合えないのだから
いまさら正したいなんて思わない
パターンを見つけて当てはめて
それで安心して知ったかぶる
当てはまらないパターン
それも知ってる
やりたいことはわかるとか
ほざくな...un key
-
時代遅れと評された
才能がないと言われた
誰でもない誰かの言葉を信じて
君は塞ぎ込んだ
夢は輝きを失って埃を被った
唯一の思い出をケースに残し
どうにか正気を保っていた
いつものようにギターを弾いた
過去から青い箱を借りて
今日も上手くいかない日だったけど...星降る夜 歌詞
-
人間をあまりに
嫌いになりすぎたそして
君は名前を失った
生存欲求しか持たない
生き物には名前など勿体無い
行動だけを観察すると
あまりに醜悪で
人を人と思えなくなるらしい
それならひとりで生きて行けばいい
人間のふりした怪物...no name 歌詞
-
なんとなく生きてしまう
消えるのは手間がかかるから
植物にあこがれている
一言も話したくない
諦めちゃった
諦めちゃった
空にさよなら
可能性の幼虫
逃げ出しちゃった
時計捨てても...木 歌詞
-
何日も降り続いた雨で
濡れたアスファルト
歩く
憂いを湛える
孤独な彼岸花
静かに明日を見つめている
行こう
まだ見えない道の先に
ああ大波に飲み込まれ
宝石は萎れた...傘花 歌詞
-
ずっと探した相応しい場所
きっと何処かに今も信じ続けている
ずっと迷った進むべき道
きっと何処かで間違えてしまった
誰がために鐘は鳴り
汚れたドアを開けたら
急転直下
限りなく生まれる
分岐路に立つ
意識すら凌駕する速度...overflower
-
もう一人の自分に
捧げるこの物語
太陽に照らされて
わたぼうしは空を飛ぶ
大人に憧れて
背伸びしてみる
緑揺れる調べ
蕾ひらく
甘い微睡は終わり
苦い勇気を味わう...クラウン
-
月曜日はたいてい憂鬱
頭痛がひどくて休みます
嫌がらせのように 眩しい朝
悪い癖は親に似るという
でも君は早く起きて
きらきらと日なたへ
駆け出して行った
おはよう 今日は大丈夫
仕事が終わったら
急いで 暖かい格好で...彗星
-
それじゃあおやすみと
魔法をかける
寝息を立てる二人に
涅色のビロードが掛かり
私を呼ぶ泣き声
癒えない記憶
あの日の輝きに背を向ける
戸を叩く丑三つの
お客さま
もう戻らない日々が...醒めない夢
-
どうしてこんなにも
我々は冷酷になってしまったの
どうなの昔よりはまし?
覚えたての言葉
おもちゃで遊べる哺乳類
危ない危ない危ない
思い上がりも甚だしい
わけもなく現れ
わけもわからず埋もれ
要するに意味とは...クリプト
-
パパはいつも油のような匂いがした
怒ると怖くておっちょこちょいで
格好良かった
ママはいつもミルクのように優しかった
怖がりでちょっと涙脆いけど
強かった
インターネットは年中無休大繁盛
でも昔よく言われたでしょ
知らない人についてっちゃだめだよ
信号が青色になって...simple
-
擦り切れたシャツ 特別な匂い
また新しい季節の風に泳がせて
使い古したペン 何か書いてみる
教科書をヒントにして
明かりが消えるころに
絡まったままのテープを嘆いてみても
無理矢理巻き戻した 声
慌てて支度する
飛び出して走って息もつけない
それに転び弱音吐く泣き虫...透明なのか白なのか
-
ガラスの破片で手を切る
残骸を拾う25時のプレリュード
夜の旋律
視線 見上げた星空に
月が笑っていたような気がした
きみに話してみたら
それは夢の続きで
空に浮かんだ
羽を広げて
都会を見下ろした...杳
-
楽しい話をしよう
そのほうが笑えるから
馬鹿な話にしよう
救われるから
犯した過ちから目を背けても
視界が死臭が鮮血が
塞ぐ頭の中入る
閑話休題
全部バラした
朝になってドアを開けて...0110 / ゆたか feat.可不
-
始まりは終わりに似ている
光から闇が生まれるように
満たした水瓶
溢れる中身が示す
終止の振り子
そんな風に失うなら
一秒を金貨に替えて
時間変形飛行機に乗って
太陽、蝉捕り、麦茶の味
いずれにせよ畢竟...オーヴァータイム
-
よく晴れた空には
ドーナツみたいな雲
すぐ隣の家で
弾ける喜び
ベランダから見た
変わり映えしない
朝でも案外そわそわして
捉えどころのない君のこと
なぜか思い出した
足音...心気症
-
深い海の底 透き通る空から
何か聴こえた
君と貝殻を追いかけた
爪先が冷えている
「またね」と呟いた
それから痛みが来る
始終 断片的で空想的だ
曖昧模糊 剰え
さよならさえ届かない
全ては泡に溶けていった...夜の記憶
-
ロマンスが燻るのは
退屈な日常
さあ偽恋に飛び込もう
誘惑された?
誘惑した?どっちでもいい
ジェンダーレスな本能なんだ
ヒトゲノムが耳打ちする
って逃げ口上
ドキドキするしぐさ
艶る上目遣い縋って...Virtual Romance
-
3.14
1 3 5 7
秘密のルール
大人になった
朽ちたよう
朽木のよう
壊した謎迷路
思考回路組み込まれた
プログラムだけ
従い従いそして死ぬか...神ごっこRe
-
小さな羽根 飛び散った
牙を剥くリアリズム
飽きるまでその様を眺めた
霜がついたままの
日々を溶かして
小火を起こして
暖め合う命
鏡越しに
見えたほんの少しの幻冬
時間さえ消した白銀色...幻冬
-
八月が終わって
空蝉儚きて
時計巻き戻せない
明日のメロディ
飽きた もう飽きた
ごはんとパンの御膳様に
飽きた もう飽きた
人間様に だけど
降り続ける雨の切れ間でも
たまに泣きたくなるほど...秋雨mix
1
- 2