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ASHIOTO
「一人の私を知らないでしょ」
つぶやく声 さみしく響く
あなたがいない時の部屋は
なんか寒くて なんか広くて
天気予報 裏切る雨の気配
傘はあるかなとかって
いつも心配になるよ
笑っていますか この瞬間に
閉じた窓ガラス 映し出す遠い空...ASHIOTO
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ASHIOTO
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遠回り
あたしの今を繋いでる絵を今日も足して
あなたとの思い出は置いてくけど
ほんとはずっとその決断を悔やんでること
今日も不器用に遠回り
だんだん消えていくその鼓動も
だんだん薄れてく影も知ってたの
きっとずっと気づいていたから ...遠回り
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遠回り
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可能世界論_inst
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可能世界論
遠く 遠く 記憶の奥に沈めた
思い出を 掬い上げる
拙い 会話 慣れない姿に頬を染め
賑わう方へ ゆっくりと歩くんだ
終わる夕暮れ 空を見上げ 近づく影
ほら ほら 手が触れ合って 気づけば
不器用に握った
高く空に 打ち上がり 咲いた
一瞬だけ キミを照らして 消えるんだ...可能世界論
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Time Distortion
暗い 暗い 闇に落ちて
心にも無い 笑顔
尖った言葉を浴びせる
重い 思い 切り刻んで
深く 深く突き刺さった
染まる 染まる 心の海
何もかも失って 揃う保証のないパズルを
突きつけられているような
強く強く握りしめて かけらを未来地図へ...Time Distortion
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Time Distortion
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Carry On
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Carry On
寝つきの悪い夜
薄い夢の中
震える手を伸ばす
黒い影
人ゴミを掻き分け
黒い影を振り払って すり抜けた
自分によく似た人が
体を揺らし 叫ぶんだ
逃げてばかりの君なんか 僕じゃない...Carry On
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Leave
夕焼け色
落ち葉をかき分けた
音に埋もれ 隠した
涙の跡
拭うこの手にもう
触れることはできない
駅に向かう 帰り道...Leave
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Leave
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黒猫
このまま 気付かないの?
それだって構わないと誓ったのに
その声 匂いが 近づいてくると
駆けだしている
同じことば話し 同じ星見ていた頃
隣にいればそれだけで
愛にあくびする 仔猫になれた気がした
通りすぎないで お願い ボクはここにいるよ
キミに出逢う その為に生まれたよ...黒猫
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黒猫_inst
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Dive Drop
遠くで響く声 僕を呼び 続けた
薄れ行く意識は夢へ落ちる
ユラユラ漂う 無意識が 答えた
誘われるように手は 扉を押した
開かれた 広く青い世界
雲の上に立って 見下ろす手は震えても
君が呼ぶほうへ飛ぶよ
光舞う 大空に落とされ...Dive Drop
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Dive Drop_inst