お気に入りボカロPの状況確認がメイン 最近は友人からの依頼でも作詞中 詞に曲をつけたいなどという物好きなお方は是非ご一報下さい
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繋いだ掌 離せば僕ら 逆さまに墜ちて
夢と現の境界線で優しく君が笑ったー。
陽炎 満たされる 歪んだ 世界
終末の兆 時はただ刻む
儚く散る 螺旋の果て
翳す指と指の隙間に燃える陽が沈んで
地平 触れるその瞬間に 融けて彼方へ滲む
繋いだ掌 絡む指先 温もりを残して
君と僕の境界線が融けて世界は滲む...境界線
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また意地を張って「バカ!」なんて言って電話をきる
ふーっとため息 涙が頬にあふれてにじむ
むしろフリダシ? もーこんなわたし嫌になる
ぜーんぶ君のせいにして 目覚ましを投げたの
あー。お腹は空いたし
部屋はやけに寒い ブルブル
あー。煎れたてミルクティー
すぐに冷める また煎れなきゃ…
あー。だんだ...Milk Tea
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夜の車窓に背をもたれ 横目に眺めるは深海
青白い月に照らされて 光る魚の眼 数えていた
繰り返す日々の痛みさえ 今だけは愛おしく思える
有限の時間に追われて 過ぎ去る季節へ手を振った
引力、導かれ 浮かぶ、水面ー。
まどろみに優しく包まれ 漂う意識 透明な海の月
哀しみをさざ波に忘れて 終着の場所ま...海月-kurage-
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みたい景色ばかりを願ってしまうよ
けれど 叶わぬことどこかで知っている
君を連れて行けたらいいな
その先の光がたとえ霞んで消えても
それはそこに或った 儚げに咲いていた
細く白い首に映える 燃えるような色彩
窓辺からいつも遠く 見守っているだけで
干からびていく君の傷 癒すことも出来ずに
急ぎ足の人...アネモネ
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死者の魂が歓喜をあげる 誰もいなくなった街で
喘ぐように 呻くように それはとても美しいから
僕は目を閉じて耳を澄ます
森の妖精は声に怯え 遠い国へ逃げ去った
燃えるように 溶けるように それはとても美しいから
世界は音も亡く歪みだし すべてが、その中へ
月がそっと蝕まれ 空に黒い穴を空ける
命それ...月蝕
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酷く濡れた小さな君の 瞳 深くに映す景色が
逆さに歪んでみえても 色彩は鮮やかでいてほしい
鳴いて、鳴いて 嗄らした声も
途切れて、途切れて 冷えた空に滲む
冬の象徴 訪れる風に 靡く前髪 雪の足跡
穏やかに埋もれては消える 罪も罰も凍てついてしまう
鳴いて、鳴いて 願った 季節は
千切れた、千切れ...灰色の猫
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赤色 点滅 闇夜を突き刺して
硝子に映った惨劇に震えている
街灯 明滅 境界に触れた影
彼女の声がまた塞いでも溢れだす
noises in my HEAD....
and falling to a cold sleep
noises in my HEAD....
Destruction is awa...noises in my HEAD
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断片を繋ぎ合わせ 再構築されゆく記憶
鮮やかに廻り始める 輪郭 無くした映像集
分岐点は限りなく 膨張する並行宇宙
浮遊感覚に眩暈 零れた空虚にまた消えた
底無しの夢をみる 溺れて窒息する呼吸
いびつな pieces of a puzzle
ばらばら、薔薇 散らばって…
真実は何処に在る? 孤独な砂...パズル
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指でなぞる輪郭の 刺々しいその欲望を
映し出す 鏡の向こう 愛らしい君が笑うから
契りを刻む胸の奥 確かに感じたその痛み
眩む視界 端にそっと 波紋を描く水の音
甘い蜜に誘われて 舞い上がる風の中
墜落していく意識へ 誓う 再会の瞬間を
幻想に夢遊する蝶の行方・・・
褪せる記憶、色 焦る感情
手を伸...蝶の行方