ブックマークした作品

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燻っている日々を抜け出して走り出す力もない
遠くから近づく誰かの未来を乗せた光が
手を伸ばし破片を掴む
その痛みに周りの景色も
何もかもが見えなくなる
伸ばした手を掲げて
走れ　掴め
その手の中にある
光だけはくす...

ふとした瞬間に
「キリョク」との回線が切れました
今日もまた同じ　毎日が堂々巡り
それが当たり前だと思ってた時
目が眩んで　何も見えなくなった
楽しいってなんだっけ
美味しいってなんだっけ
今までどうやって生きてきたのか
分かんなくなっちゃった
まだやれるんだ　邪魔しないで...

揺れた言葉だけ　宇宙の彼方　君と二人きり
笑った星の隅　届けば良いと　暮れてく心に　愛の唄を
指先の空に　君の声が　耳元を通して
未来の光だけ　君に告げる　遠く離れれば　また
ねぇ、何光年なんて　きみじゃ　まだ
飛ぶ前に言わなくちゃ、なんて　もう分かってる
でもね、こんなバイバイじゃ　ダメなんて知っ...

言い忘れたさよなら　届けに来たの
片道だけの空は　　　僕を連れ出した
でもそこに愛などない　そうさそこに愛などない
乾いた土　君と揺れる花と朽ちた約束
さあ青く塗れ　青く塗れ　僕たちの今をこの先を
ほら青く塗れ　青く塗れ　白くシケちまったこの道を
いま青く塗れ　青く塗れ　赤く咲き誇った花でさえ
ただ...

はらりはらり
落ちていく花よ
どうかその背に乗せた願い
残されしその淡い欠片を
小さき胸に仕舞い賜え
(Ａ)
夕暮れ緋色の時雨の中
拙い想いを抱き締め
ふたり歩んでは笑う夢を
共に見ていた...