隣が当たり前と、いつからか驕ってた。
終わらない物語は無いと、頭は理解していたのに。
可愛い「あのね」の響きが、苦しい日が来るなんて知らなかった。


ばいばいさよなら恋。
彼女が幸せなら僕も幸せ。
なんて、本気で思ってる、重症だね。
自覚何年目かの想いよ、意気地無しと罵れ。
そのくらいの権利を君は保有してるから。


二人が当たり前と、いつからか勘違い。
彼女はいつか振り向くのだと、なんとなくでこじつけていた。
可愛い「またね」の響きが、悲しい日が来るなんて知らなかった。


ばいばいさよなら夢。
彼女が幸せなら僕も幸せ。
なんて、本気で思ってる、重症だろ。
今日で何年目かの想いよ、手遅れと罵れ。
そのくらいの権利を君は保有してるから。


おめでとう。
ありがとう。
幸せなはずの文字列が、なんで刺さるの？
隣にいない日のあの子を知りもしなかったくせに。
あの時あの瞬間に伝えたら何か変わってた？
二人だけの時間はあんなにあったのに。


ばいばいさよなら僕。
昨日までの僕、もういないんだ。
だから、呆気ない君に、レクイエム。
今日で何年目かの想いよ、今更閉じていく。
長い長い夢の日、もう来ないよ。

ばいばいさよなら恋。
彼女が幸せなら僕も幸せ。
なんて、本気で思ってる、重症だね。
自覚何年目かの想いよ、祝福をただ叫べ。
そのくらいしかできない僕だから、さあ。さあ。