紺碧の谷を 下った先 温かく輝く 蛍たち
広い世界に あこがれながら 自分の体を 呪う
そっちの水は~ こっちの水は~
伝えるよ 伝えるよ まっすぐに輝くその思いを
僕の背に 想い乗せ 未だに見えぬ外の世界へと
光った蛍火 道を照らして
いつの間にか水は 濁ってきた いつの間にか仲間 減ってきた
古い歯車に とらわれながら 体が朽ちるのを 待っている
草葉の露影 高提灯
待ってるよ 待ってるよ あなたがいつか帰ってくるのを
それだけが 私たち 二人が交わした約束だった
くすんだ蛍火 谷を照らして
そっちの水は~ こっちの水は~
やがてほら その声は 旅立ったあいつまで届くから
続いてる この道は 二人をつなぐ最後のキズナか
進んでく闇を か細い目で見て
最後くらいは 笑っていよう
もう泣いたりはしない
こんぺきのたにを くだったさき あたたかくかがやく ほたるたち
ひろいせかいに あこがれながら じぶんのからだを のろう
そっちのみずは~ こっちのみずは~
つたえるよ つたえるよ まっすぐにかがやくそのおもいを
ぼくのせに おもいのせ いまだにみえぬそとのせかいへと
ひかったほたるび みちをてらして
いつのまにかみずは にごってきた いつのまにかなかま へってきた
ふるいはぐるまに とらわれながら からだがくちるのを まっている
くさばのつゆかげ たかじょうちん
まってるよ まってるよ あなたがいつかかえってくるのを
それだけが わたしたち ふたりがかわしたやくそくだった
くすんだほたるび たにをてらして
そっちのみずは~ こっちのみずは~
やがてほら そのこえは たびだったあいつまでとどくから
つづいてる このみちは ふたりをつなぐさいごのきずなか
すすんでくやみを かぼそいめでみて
さいごくらいは わらっていよう
もうないたりしない
谷底ホタルと約束
少々ちゃんさんへの応募用。
http://piapro.jp/content/9zcciptpef2r7c6l
小さい頃見ていたホタルは最近少なくなってきたらしい。
実家の母が言っていた。
過ぎる時間はむなしいなぁ
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