薔薇に埋もれて光るガラスケイス
綺麗で仕方なくて涙が溢れた
舞い上がる薔薇　酷く　僕を責める
浮かぶ笑みはほら　とても疲れていて

表情がなくなって　変わった　君の姿
それがとても憎くて　まだ笑える　僕が　嫌で

眠りに落ちる　君に口付けてももう
二度と目覚めることはないと　それは百も承知です
山積みに転がる　毒林檎はお好きですか？　今ならば無料で　お譲りしますよ


林檎の汁に塗れガラスケイス
汚され護れなくて涙が溢れた
舞い上がる薔薇　君の　唇の色
滑らかな肌は　どこまでも白くて

表情がなくなって　変わった　僕の姿
それはまさに滑稽　涙流し　笑う　道化

眠りに落ちる　君に口付けてももう
二度と目覚めることはないと　一体誰が言いました？
そういう可能性　ひたむきに信じたくて　冷たい君の　手握り　口付け、を


眠りに落ちる　君に口付けてももう　
二度と目覚めることはないと　そうなのだったら僕が
山積みに転がる　毒林檎は大嫌い　ですが仕方がない　口付け　眠りに　落ちます


～ひらがな～

ばらにうもれてひかるがらすけいす
きれいでしかたなくてなみだがあふれた
まいあがるばら　ひどく　ぼくをせめる
うかぶえみはほら　とてもつかれていて

ひょうじょうがなくなって　かわった　きみのすがた
それがとてもにくくて　まだわらえる　ぼくが　いやで

ねむりにおちる　きみにくちづけてももう
にどとめざめることはないと　それはひゃくもしょうちです
やまづみにころがる　どくりんごはおすきですか　いまならばむりょうで　おゆずりしますよ


りんごのしるにまみれがらすけいす
けがされまもれなくてなみだがあふれた
まいあがるばら　きみの　くちびるのいろ
なめらかなはだは　どこまでもしろくて

ひょうじょうがなくなって　かわった　ぼくのすがた
それはまさにこっけい　なみだながし　わらう　どうけ

ねむりにおちる　きみにくちづけてももう
にどとめざめることはないと　いったいだれがいいました
そういうかのうせい　ひたむきにしんじたくて　つめたいきみの　てにぎり　くちづけ(を)

ねむりにおちる　きみにくちづけてももう
にどとめざめることはないと　そうなのだったらぼくが
やまづみにころがる　どくりんごはだいきらい　ですがしかたがない　くちづけ　ねむりに　おちます