二人で歩く 蛍舞うあぜ道
ふいに駆け抜ける風の音

ざわめく草の香り
火照った肌を冷やす

唇からこぼれそうな願いは
きっと身勝手

届けられない言葉は
夜の闇にほどけて

そうして私に残されたのは
甘くも苦い夏の名残



二人で見上げる 遙か深い夜空
きらり降り注ぐ星たち

消えゆく光の矢が
揺れる心に刺さる

瞳からこぼれそうな雫を
そっとぬぐって

伝えられない想いは
天の川に流して

そうして私に残されたのは
甘くも苦い夏の名残



二人が過ごした この日々も終わり
遠く離れゆく足音

かすかな虫の音が
ひどく胸にしみる

手のひらからこぼれそうな思い出
ずっと抱えて

忘れられないすべてを
胸の奥に沈めて

そうして私に残されたのは
甘くも苦い夏の名残

そうして私に残されたのは
甘くも苦い夏の名残

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【MEIKO・KAITO】夏の名残【オリジナル】

この想いは告げぬまま、ひと夏の思い出に変えて。


◆にゃっぽんコミュ「嫁の名前を言ってみろ」で夏に制作した曲の歌詞です。
 曲はこちら。
 http://piapro.jp/content/m703j4i1s9y5keml

◆作詞:綾野
 作曲:ぐうぐう(安眠P)
 調声:【MEIKO】kuukan、綾野
    【KAITO】oguitar(ToDoP)、柳里
 Mix:MKiri
 イラスト:アヤトハルアキ、柳里、華月
 動画:asra

◆「嫁の名前を言ってみろ」マイリスト:mylist/18296725

閲覧数:610

投稿日:2010/09/25 22:15:32

文字数:361文字

カテゴリ:歌詞

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