[1A-1]
胸に空いた穴に今は
君の存在が入っている
空白　落ちた涙を
そっと染める　鼓動の音

[1A-2]
かじかむ指で　辿った
夜は全てを　飲み込んで
ずっと呼んでた　本当は
側に響く　君の声と温度

[1B]
眩しい世界　欲しがることは痛すぎる　だから
背中を向けて　見えない振りすれば　ほら
苦しいことも　悲しいことも　少なくなって　そのはずで
なのにどこかで　探し続けてた

[1S]
聴こえてる　君の鼓動
ただひとつだけ　胸を
満たしてく　混ざり合う
二つの鼓動　今

[2C]
聴こえた
優しく　響く
綺麗な　君の鼓動
私を　呼んでる

[2B]
冷たい部屋の空気　孤独の味は甘く切なくて
溺れていたよ　呼吸も出来ないくらい
怖がることも　傷つくことも　知らずに済んで　そのはずで
なのに見つけて欲しかった　君に

[2S]
聴こえてる？　届いてる？
私の声が　そっと
溶けてゆく　混ざり合う
二つの鼓動　今

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譜割り用
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[1A-1]
むねにあ【い】　たあな　にいまわ
きみのそ【ん】ざいが　はいいている
くうはく　おちた　なみだを
そっとそめる　こどおのおと

[1A-2]
かじかむ　ゆびで　たどおた
よるわす　べてを　のみいこんで
ずうとよ　んでた　ほんとわ
そばにひびく　きみのこえとおんど

[1B]
まぶしい　せかいほしがる　ことわいたすぎるだから
せなかを　むけてみえない　ふり　すれば　ほら
くるしい　こともかなしい　こともすくなくなあて　そのはずで
なのにど　こかでさがしつ【づ】けてた

[1S]
きこえてる　きみのこど
ただひとつ　だけ　むねを
みたしてく　まざりあう
ふたつのこ　どお　いま

[2C]
きこえた
やさしく　ひびく
きれいな　きみ　のこど
わたしを　よんでる

[2B]
つめた　いへやの　くうきこどくの　あじわあまくせつなくて
おぼれて　いたよこきゅうも　でき　ないく　らい
こわがる　こともきずつく　こともしらずにすんで　そのはずで
なのにみ【つ】けてほしかあた　きみに

[2S]
きこえてる　とどいてる
わたしのこ　えが　そおと
とけてゆく　まざりあう
ふたつのこ　どお　いま