褪めた日の礎、揺り籠は箱舟に。微睡めば虚ろ、彼方。
朽ちた夢の中で、零れたのは私。崩れるなら、そっと抱いて。

鼓動が刻む、この音に怯えている。
いつまでも、その手を探しているだけの抜け殻。待っていて。


溶け出した幻、譫言の許してを。微笑めば虚ろ、私。
涙壺にも似た、ガラクタの行き先。見えないなら、きっと側に。

鼓動に触れる、もう疲れたでしょうから。
おやすみを、止まれず止まらず動いた歯車に。ありがとう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

レムの虚像 《曲つきました!》

【追記】採用して頂きました!

かずくんPさんの楽曲(http://piapro.jp/content/sx4d4rkibinaletz)に応募させて頂いた歌詞です。

「待ってくれる世界なんて、どこにもない」
夢で救いに触れようとするようなイメージで、作詞致しました。


※前のバージョンに、ひらがなの歌詞を置いています。

閲覧数:533

投稿日:2010/07/28 02:54:59

文字数:207文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました