夕暮れの色差し込むテラス
すました顔の誰かが一人
雫のグラス傾けながら
取り留めのないことを思った

「もしもこの瞬間に、君に会えたなら」
なんてね、似合わないね。

「雨上がりの空は綺麗だね」なんてこと
言ったのは誰かしら
もう忘れたの そんな昔のこと


連休明けの気だるい午後に
淡く漂う苦いフレーバー
有線ラジオ 遠くに聞いて
慣れない言葉呟いてみる

「もしもこの瞬間に、君と居られたら」
なんてね、不自然だね。

「強がりなところが素敵だね」なんてこと
言ったのは誰かしら
もう終わりなの そんな悲しいこと


「雨上がりの空は綺麗だね」なんてこと
言ったのは誰かしら
そんなことが胸に落ちて
強がりな私は、素直にはなれないね。
君が残した言葉
消せないまま 時が過ぎていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Re:moment

HEIGH-HOさんの楽曲への応募作品です。


楽曲自体のオシャレさから、大人な雰囲気を感じ取りました。
それもあり、全体的に(厭らしくない)アダルティーな雰囲気を目指して書きました。
語る言葉と、あるあるなシーンから、一人に人間が存在しているようなリアリティーを感じていただけたらと思います。
字足らず・歌いまわし調整での字余りございます。
一番やりやすいようにしただければと思います。



素敵な楽曲をありがとうございました

閲覧数:153

投稿日:2010/06/28 03:53:01

文字数:346文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました