チューハイです。

つい先日（2008/08/07）「がくっぽいど」使用作品（＆「神威がくぽ」イラスト）が解禁されたわけですが、そこに至る過程（というか裏話というか）をここでさせていただきます。というのも、どうやらそのきっかけとなったのが、私が当事者となった事件のようだからです。ピアプロ利用者の皆様に対し、その詳細を報告する義務が私にあるように思えますので。

事件のあらましは、ざっと以下のとおり。

私が「がくっぽいど」を用いた作品を投稿した（08/04）ところ、ピアプロより削除勧告（08/05）があった。利用者としては勧告に従うほかなく、すみやかに作品は削除。しかし削除の理由で腑に落ちない点があったので、そこのところをメッセージで問い合わせた（08/05）。が、それに対するメッセージによる返事はなかった（後で詳述するがメールによる返答はあった）。

その後、掲示板で「がくっぽいど」使用の是非を論じていたスレッドに、私は事件のことを書き込む（08/06）。自分の二の舞を踏む人間が出る可能性を懸念したからだ。それに対するいくつかの反応があり、私もさらに意見を述べたりもしていたのだが、急転直下。「がくっぽいど」を利用した楽曲の投稿ＯＫとの公式見解が発表（08/07）され現在に至る……。

おいおい、それじゃお前の曲が削除対象になったのはなんだったんだ？　という当然の疑問に対する答えは、私が最近チェックを怠っていたメールの受信箱に入っていました。

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「がくっぽいど」を用いた楽曲の件　送信日時2008/08/07 16:16:35

チューハイ様

いつもお世話になっております。クリプトン・フューチャー・メディアの○○と申します。平素は、ピアプロをご利用いただき誠にありがとうございます。

チューハイ様の投稿された、「がくっぽいど」を用いて制作した楽曲の投稿に対し、弊社担当者が利用規約違反と削除勧告メールを出してしまった件、大変申し訳ございませんが、こちらは弊社担当者の誤りです。「がくっぽいど」を用いて制作した楽曲は、特にピアプロの利用規約には違反いたしません。投稿された作品は引き続きピアプロに公開して構いません。
大変失礼いたしました。

この度は、担当者の認識不足により、この様な対応をしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。今後この様なことがないよう、教育を改めて参りますので、引き続きピアプロをご愛顧いただけますようお願い申し上げます。
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送信者の名前はプライバシーを配慮して伏せましたが、その他は全文そのままです。運営側の迷惑かえりみず、あえて公開させてもらうのは、このメール送信とほぼ同時に「がくっぽいど」ＯＫの告知が出されていたという事実に、少なからず感動を覚えたからです。昨今の食品偽装事件などでのみっともない大人の対応などとは天と地の差！　まさに災い転じて福と茄子！　もとい、福と成す！

誰だって人間である以上、間違いや失敗は犯すわけですけど、問題はそのあとにどうするか。
クリプトン社のえらい所は、間違いを素直に認め、その上でその失敗という経験を活かしてサービス内容を向上させている点。なかなかできるこっちゃありません。素直にすごいと思いました。ＣＧＭの流れをさらに加速させる「がくっぽいど」解禁という英断！　心より賞賛してやみません。

ということで、ピアプロおよびクリプトンが今回の事件に際しきちんとした対応をとっていたという事実を、同者の名誉のために私チューハイはここに証言いたします。もちろんこれからもピアプロをご愛顧いたしますともさ！