ひとりきり


いっそ閉じ込めてしまえ
入り口のない狭い四畳半
僕は一人になりたくて
今独りきり

いつまでも続いてく
独り言は出口失くし
気づいた時はもう
窓の外何も見えない

僕が生きて君と笑った
足跡ならどこにもあるけど

君を想い、僕は泣く
何故今頃思い出すんだろう
嫌い妬み恐れてた
あの毎日に帰れるならと思う

綺麗に積み上げた
この積み木は脆すぎて
これ以上積めない
残りのピース向こうに捨てた

君はそれを拾い集め
新しいおうちを作った
僕はそれを黙って見る
馬鹿な奴と嘲笑ってる

君を想い、僕は泣く
何故今頃思い出すんだろう
君が紡ぐあの家には
どれ程の幸せがあったのだろう

君を想い、僕は泣く
何故今頃こう思うんだろう
目を瞑ったあの世界に
どれほどの幸せがあるの

君を想い、僕は泣く
何故今頃思い出すんだろう
嫌いでつまらなかった日々を
今なら好きと言えます

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ひとりきり

たねださんの「暖かくてどこか切ない曲(になったらいいな)詞を募集してます。」応募用
(→http://piapro.jp/content/x22my1uss3h15cq9

ですが選外でしたので、もし曲を付けてやってもいいという方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。


リスペクト・四畳半神話大系。
内容は「四畳半神話大系」と全く違いますが、テーマは似てる。
綺麗過ぎる、計画的すぎる人生ってつまんないんじゃないかな。
なんか過ぎ去った日々は嫌いだったけど、よかったのかなって。
色々考えた主人公「僕」の歌。

<1人あとごと・10/07/08>

閲覧数:93

投稿日:2010/09/07 14:42:08

文字数:394文字

カテゴリ:歌詞

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