秋暇解説バージョン
A
(百人一首の)天の香具山~の札に小さな手が伸びます
カルタ遊びは去年飽きたのでしょう
赤いお手玉を手で翻します
手毬遊びは一昨年に飽きたのでしょう
B
稲穂が揃えば 違い棚の田を埋めつくし
刈られたなら 交差する道に 高くつまれます

サビ1
葛の葉が今散るならば散りすぎでしょう
朝に寝ている鹿の寂しいこと
その鹿の白い腹に似た葛の葉裏がよいものなので散らずに
庭にもっとあってほしいものです

A
神話に出てくる天の加久矢とは 牡鹿を射るものでしょうか
さまざまな神々が休んでは楽しんでいます。
B
楽師が揃えば仏のための閼伽の棚まで埋めつくし
仕えてはそれぞれ違う音を重ねに重ねます

サビ2
葛の葉を裏返して吹く秋風が
今吹くのなら吹き過ぎでしょう
朝に寝ている鹿の寂しいこと
(葛の葉の裏のように大人しげな)
白い腹を持っているけれど随分と辛そうに鳴くものです

C
時間は経ったのですが、秋休みなので
八百万の神々は「床の間がいいね」と寝転びます

(神武天皇がお生まれになったという)
畝日の山の橿原に
緋色のちりめんのような夕日がかかりました

以下サビ繰り返し

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

秋暇 解説バージョン

解説です。

閲覧数:41

投稿日:2009/08/22 08:21:14

文字数:501文字

カテゴリ:その他

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