お城に暮らす私は　何一つ不自由のない
皆に愛されている　かわいいお姫様
いつも笑顔に囲まれ　堂々と玉座に座る
どんなわがままでさえも　許されて幸せ

片手でベルを鳴らしたら　私の命令の合図
どんなに忙しい時でも　私の前に早く駆けつけて

街を見下ろす私は　デザートに囲まれてる
世界中の女の子　羨むお姫様
これもあれも飽きたわ　もっと楽しいことないの？
退屈でつまらないの　私を笑わせて

ぽつりと言葉を漏らせば　すぐさま願いは叶うの
世界の楽しい話とか　私の前で早く教えて

本当は　気づいてる　みんなの笑い顔　
偽物で　その中に　いらだちを　隠しているんだと
気付いても　知らぬふり　逃げることもできない
私は　孤独の　お姫様

私の生まれが違えば　今頃友達と並び
普通に笑い怒り泣く　好きな人に恋する女の子
運命だと言うのならば　このままいく私は
どんなに苦しい時でも　弱気はかぬ気高きお姫様