想い出の丘の上 街を見下ろす
君がいた風景を 風に散らした

「じゃあ、また、だね」と遠ざかる声
吸い込まれてゆく空に
流れる雲 千切れて Are we free?


それは 空が 蒼すぎた日の
遠い 遠い記録
君が 恋が 巣立つ間際の
淡い 淡い記憶

ありふれた 出逢いと別れが 今日もどこかで巡る  
分かってる 特別なことなんて どこにもない 

目を閉じて ふと 思い出す声

「じゃあ、また、だね」と軽く手を振る
強がった笑顔の裏
震えていた刹那さに泣いた
「大丈夫だよ、君は強いよ」 
分かりきった嘘をついた
もうひとりで行くんだ You are free...


なぜか 誰か 好きになる度 
君が 君が見えた
仕草 言葉 重なるように
君に 君に見えた 

閉じ込めた 想いと願いが 今もどこかで廻る
分かってる 忘れ去ることなんて できやしない

認めたら いま 涙溢れた 

「じゃあ、また、だね」と軽く手を振る
強がった笑顔の裏
震えていた刹那さに泣いた
「同じなんだよ、僕も一緒さ」
あの時に言えなかった
想いを解き放って I'm free

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Deliverance

kk2氏の曲に寄せて。
http://piapro.jp/content/xmdqe28tk10ew33j

読み方補足:
廻る(まわる)

・タイトルは解放の意。
・もう自由だよと見送ったはずが、数年後に自分も囚われてたことに気づいた何か。

閲覧数:89

投稿日:2010/09/08 13:13:53

文字数:485文字

カテゴリ:歌詞

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